モジュールインストーラは、起動時またはモジュールの読み込み時にコードを実行するためのフックを提供する Java クラスです。 またモジュールインストーラは、モジュールをアンインストールまたは無効化したときにクリーンアップコードを実行することもできます。
一般に、モジュールインストーラを使用すると起動時間が長くなるため、使用は推奨されていません。 モジュールインストーラの使用前に、行おうとしている処理を宣言する方法がないことを確認します。項目のインストールを宣言する主な方法は、JAR の META-INF/services ディレクトリにファイルを置く、またはモジュールがインストールしている項目についての情報を宣言する XML レイヤーファイルを作成することです。 そうすると、実際の作業に必要になったときに項目がインスタンス化されます。
モジュールインストーラクラスを用意するほか、MANIFEST ファイルにエントリを追加する必要もあります。 「モジュールインストーラ」ウィザードは、モジュールインストーラのスケルトン実装を作成し、そのエントリを MANIFEST ファイルに追加して、モジュールのメタデータを提供する project.xml ファイルにも各種エントリを追加します。
モジュールインストーラの実装例については、次のドキュメントを参照してください。