「実行時」ウィンドウにある「サーバー」ノードとそのサブノードは、Tomcat Web サーバーとそのインスタンス、そしてサーバーに対するインスタンスによって配備されたコンテキストを表しています。ノードを右クリックし、コンテキストメニューを表示すると、このノードを操作するためのメニュー項目のリストが表示されます。
IDE で Tomcat Web サーバーを表示する
「サーバー」ノード には、バンドルされている Tomcat Web サーバーなど、IDE に登録されたすべてのサーバーが表示されます。
インスタンスノードは、Tomcat Web サーバーの物理的なインストール場所を表します。IDE をインストールするときに、バンドルされている Tomcat Web サーバーのインスタンスをインストーラーが自動的に追加します。このインストールは削除できません。追加の Tomcat Web サーバーは、「新規サーバーの追加」ダイアログで追加できます。
Web アプリケーションノード には、サーバーに配備された Web アプリケーションのコンテキストが表示されます。このコンテキストは、「実行時」ウィンドウのサーバーインスタンスノードの下に表示されます。Web アプリケーションのコンテキストノード
は、最初に IDE から Web アプリケーションを実行したときに追加されます。サーバーが HTTP 要求を受け取ると、定義されたすべてのコンテキストパスと、要求 URI の接頭辞をできる限りの長さで一致させ、サーバーはその要求を処理するための Web アプリケーションを選択します。
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「プロジェクト」ウィンドウおよび「ファイル」ウィンドウでは、Tomcat コンテキスト記述子ノード ![]() context.xml ファイルは、Web アプリケーションコンテキストパスの設定と詳細な Web アプリケーション構成に使用されます。単純な Web アプリケーションの場合は、context.xml ファイルを編集する必要はありません。 WEB-INF プロパティーシートを使用してコンテキストパスと配備記述子 (web.xml) を設定して、Web アプリケーションを構成します。WEB-INF プロパティーシートのコンテキストパスを編集すると、IDE はコンテキスト要素のパス属性を自動的に管理します。一方でコンテキストパスを更新すると、IDE がもう一方の値を更新します。 context.xml ファイルを使用して、次の設定ができます。
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