ウィザードについて
関連項目
ウィザードは、 によって定義されます。ウィザード API を使用して、手順やグラフィックス、左サイドバーテキスト、右側にユーザーパネルからなるウィザードパネルを作成できます。 IDE の「ウィザード」ウィザードは、サンプルコードを含む、いくつかの基本的な Java ソースファイルを自動的に作成する支援をします。
「新規ウィザード」ウィザードの「ウィザードの種類」パネルでの選択に従い、IDE は次の Java ソースファイルを作成します。
- 登録の種類: カスタム
ウィザードステップのシーケンス: 静的
作成されるファイル
- SampleAction.java
- VisualPanel.java (ウィザードのステップごと)
- WizardPanel.java (ウィザードのステップごと)
これらのファイルは、枝分かれや逆戻りがなく次々にパネル順に進行する、複雑でないウィザードに最適です。 ウィザードは、メニュー項目またはツールバーボタンで呼び出され、一般に、以降の手順はリニアで順方向です。 たとえば「アップデートセンター」ウィザードでは、手順をスキップすることはできません。 ユーザーが行なった選択に基づいて、分岐したり、方向を変えたりすることはありません。
- 登録の種類: カスタム
ウィザードステップのシーケンス: 動的
作成されるファイル
- WizardIterator.java
- VisualPanel.java (ウィザードのステップごと)
- WizardPanel.java (ウィザードのステップごと)
これらのファイルは、ユーザーにより大きな自由度を提供するウィザード向けです。 クラスは、次のパネルへの案内をします。 ウィザードのコーディングにおける開発者の自由度は非常に大きくなりますが、考慮する可能性が数多くあるため、作業の複雑さは増します。 ウィザードの種類の「カスタム/単純」を拡張して、パネルのスキップや逆戻りを行えるようにすることもできますが、「カスタム/動的」そのものがその目的のために作成されたウィザードの種類です。 たとえば「サーバーインスタンスを追加」ウィザードでは、ユーザーが登録するサーバーの種類によって、異なるパネルが提供されます。
- 登録の種類: 新規ファイル
作成されるファイル
- WizardIterator.java
- VisualPanel.java (ウィザードのステップごと)
- WizardPanel.java (ウィザードのステップごと)
- .HTML ファイル (「新規ファイル」ウィザードの説明領域用)
これらのファイルは、新しいファイルの作成に使用するウィザード用です。 このウィザードは、layer.xml ファイルによって「新規ファイル」ウィザードに登録されます。 layer.xml ファイル内に必要なエントリは、「ウィザード」ウィザードによって自動的に作成されます。 また、このオプションを選択すると、 が作成されます。
この反復子 (iterator) によって、ウィザードの方向と順序を指定することができます。 「新規ファイル」ウィザードは、必要に応じて単純にすることも、複雑にすることもできます。 HTML ファイルは、「新規ファイル」ウィザードで新規ウィザードの説明を提供できるようにするために作成されます。
- 関連項目
- NetBeans Platform とモジュール開発について
- NetBeans Platform について
著作権と商標について