Java 要素の書式の設定

関連項目

Java クラスおよび対応する要素を識別する方法を IDE 内のノードに指定することができます。この表示名には次の情報を含めることができます。

Java 要素の表示名書式を設定する

  1. 「ツール」>「オプション」を選択し、「オプション」ウィンドウの最下部の「詳細オプション」ボタンをクリックします。
  2. 「IDE 構成」>「Look & Feel」を展開します。
  3. 「Java 要素」ノードを選択します。

    ウィンドウの右側のプロパティーシートに、Java 要素の 6 つの型それぞれのプロパティーが表示されます。これらの要素は、クラス、コンストラクタ、フィールド、初期化子、インタフェースおよびメソッドです。

  4. プロパティーシートでプレーンテキストと置換コードを組み合わせて入力し、各要素の表示書式を設定できます。使用可能な置換コードについては、次の表を参照してください。
  5. IDE を再起動して新しい表示名書式を有効にします。

次の表は、利用可能な置換コードおよびコードを置き換える情報を一覧表示します。
置換コード 置換される情報
{m}修飾子 (初期化子を除くすべての要素)
{n}名前 (初期化子を除くすべての要素)
{C}すべての外部クラス付きの名前 (クラスおよびインタフェースのみ)
{f}パッケージを含む完全名 (クラス)
{t}型 (フィールドのみ)
{r}戻り値の型 (メソッドおよびコンストラクタ)
{s}スーパークラス (クラスのみ)
{c}静的な初期化子に対して static を返す (初期化子のみ)
{p}変数名ではなく型を持つパラメータ (コンストラクタおよびメソッド)
{a}型および名前を持つパラメータ (コンストラクタおよびメソッド)
{i}実装または拡張されるインタフェース (クラスおよびインタフェースのみ)
{e}例外 (コンストラクタおよびメソッドのみ)
<初期化子>初期化子

拡張置換書式

これらの置換コードとともに拡張置換書式を使用してテキストを条件付きで表示することもできます。

項目のリストを含まない単純な引数の場合、次の置換書式を使用できます。

{SubstitutionCode,prefix,suffix}

prefix は、要素名の前に表示される文字列を表し、suffix は要素名のあとに表示される文字列を表します。置換コードを置き換えるものがない場合は、接頭辞および接尾辞は無視されます。接頭辞または接尾辞にコンマを使用する場合は、文字列を二重引用符「"」で囲みます。

たとえば、メソッドノードの例外の情報を表示するには、次の式を使用できます。

{n} {e, throws, }
メソッドに例外コードが含まれていない場合は、メソッド名のみが表示されます。例外コードがある場合は、次のように表示されます。

methodName throws exceptionName

複数のパラメータを表すことができる {p}{a}{i}、および {e} コードの場合、次の置換書式を使用できます。

{SubstitutionCode,prefix,suffix,delimiter}

この場合、delimiter は、パラメータを区切るテキストを表します。

たとえば、メソッドの場合は、表示名書式を次のように設定できます。
{n} {p, (,),", "}
これにより、メソッド名が表示され、メソッドのパラメータが括弧内に表示されます。複数のパラメータがある場合、パラメータはコンマで区切られます。パラメータがない場合は、メソッド名のみが表示されます。
関連項目
「プロジェクト」ウィンドウ
「ファイル」ウィンドウ
不明なファイル拡張子の操作

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