「例外を追加」ダイアログ
関連項目
Struts 例外ハンドラを使用し、struts-config.xml で例外を宣言的に処理することができます。Java コードで例外を解決するのではなく、例外を処理するリソースを指定することができます。例外が発生したときにユーザーに表示するメッセージも指定できます。例外の種類ごとに異なる対策を指定することによって例外処理を微調整することも、またすべての例外が同じ方法で処理されるようにすることもできます。
「例外を追加」ダイアログでは、struts-config.xml ファイルに例外ハンドラを登録します。「例外を追加」ダイアログを開くには、struts-config.xml ファイル内を右クリックして、「Struts」>「例外を追加」を選択します。
「例外を追加」ダイアログでは、次のプロパティーを設定します。
- リソースバンドル。 このハンドラに関連付けるメッセージリソースバンドルのサーブレットコンテキスト属性を指定します。デフォルトの属性は、Globals.MESSAGES_KEY で宣言されている文字列定数の値です。
- バンドルキー。 ユーザーに表示するメッセージを識別する、リソースバンドル内のキーの名前を指定します。
- 例外の種類。 例外ハンドラが使用されるきっかけとなる例外の種類を指定します。
- 呼び出し。
- リソースファイル。 例外を処理するリソースファイルを指定します。たとえば、リソースファイルとして JSP ページを設定すると、例外が発生したとき、Struts によってその JSP ページが表示されます。
- アクション。 例外を処理するアクションを指定します。
- スコープ。 例外ハンドラを適用するスコープを指定します。デフォルトでは、セッションスコープに設定されます。
- 場所。
- グローバル。 例外ハンドラをすべてのアクションに適用します。
- アクション。 例外ハンドラを適用する特定のアクションを指定します。
- 登録した例外ハンドラは、struts-config.xml ファイル内の XML タグを手動で編集することによって変更できます。
- 関連項目
- Web アプリケーションフレームワークについて
- Struts サポートを含む新しいアプリケーションの作成
- 既存のアプリケーションへの Struts サポートの追加
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