Web サービスオペレーションの追加

関連項目

Web サービスの作成後は、実装クラスにそのオペレーションを実装します。オペレーションは、ソースエディタで手動で追加することも、「オペレーションを追加」ダイアログを使用して追加することもできます。後者の場合、実装クラスにサービスエンドポイントインタフェース (以下「インタフェース」) があり (JAX-WS プログラミングモデルではオプション)、スケルトンメソッドを追加すると、IDE はインタフェース内のオペレーションを自動的に宣言します。

Web サービスオペレーションを追加する
  1. 「プロジェクト」ウィンドウで、次の 2 つのどちらかの方法で「オペレーションを追加」ダイアログを開きます。
  2. Web サービスオペレーションの名前、戻り値の型、パラメータ、および例外を定義します。たとえば、このオペレーションを作成するには次のようにします。
        public int add(int a, int b) throws MyException  {
        return a + b;
        }
    
    1. 「名前」テキストフィールドに「add」と入力し、「戻り値の型」ドロップダウンリストから「int」を選択します。
    2. 「追加」をクリックします。
    3. 「型」ドロップダウンリストから「int」を選択し、「名前」テキストフィールドに「a」と入力します。「了解」をクリックします。
    4. 「追加」をクリックします。
    5. 「型」ドロップダウンリストから「int」を選択し、「名前」テキストフィールドに「b」と入力します。「了解」をクリックします。

      java.rmi.RemoteException 例外を追加する必要はありません。IDE によって自動的に追加されます。

    6. 「了解」をクリックしてオペレーションを作成します。

      IDE によって、オペレーションのスケルトンが実装クラスに追加され、インタフェースで宣言されます。

    7. ソースエディタで、Web サービスオペレーションを実装します。たとえば、JAX-RPC では中括弧内に return a + b; を追加できます。これは、インタフェースではなく実装クラスで行います。JAX-RPC では、Web サービスの名前が「CalculatorWS」であれば、実装クラスの名前は「CalculatorWSImpl」または「CalculatorWSBean」となり、インタフェースの名前は「CalculatorWSSEI」になります。
関連項目
Web サービスについて
Web サービスの実装について
Java からの Web サービスの作成
WSDL ファイルからの Web サービスの作成

著作権と商標について