web.xml ビジュアルエディタ:「JSP プロパティーグループ」
関連項目
「JSP プロパティーグループ」セクションを使用して、Web アプリケーションの JSP プロパティーグループの追加、削除、表示を行います。JSP プロパティーグループは、Web アプリケーションに含まれる JSP ファイルのグループに定義されたプロパティーのセットです。
「プロジェクト」ウィンドウから web.xml ビジュアルエディタを開くには、「Web ページ」ノード、「WEB-INF」ノードの順に展開し、web.xml ファイルをダブルクリックします。エディタの最上部で「ページ」をクリックし、「ページ」ビューを開きます。「JSP プロパティーグループ」をクリックし、「JSP プロパティーグループ」セクションを開きます。
まず、「JSP プロパティーグループを追加」をクリックし、次のプロパティーを持つ JSP プロパティーグループを定義します。
- 表示名。グループの表示名 (Bookstore など) を指定します。
- 説明。説明 (「ブックストアコンポーネントのすべての JSP ファイル」など) を指定します。
- URL パターン。プロパティーを使用する JSP ファイルのグループ (bookstore/*.jsp など) を指定します。1 つ以上の URL パターンを指定できます。グループのすべてのプロパティーが、この URL パターンのいずれかと一致する JSP ファイルに適用されます。JSP ファイルが複数のグループの URL パターンと一致した場合は、一番正確なパターンが適用されます。
「了解」をクリックしたあと、グループに次のプロパティーを定義できます。
- ページのエンコーディング。グループのすべての JSP ファイルのページのエンコーディングを指定します。有効な値は、個別の JSP ファイルの page 指示子の pageEncoding 属性で使用されている値と同じ値です。JSP プロパティーグループの値でページエンコーディングを定義し、個別の JSP ファイルの pageEncoding 指示子で別の値を指定すると、変換時エラーが発生します。
- 式言語を無視。グループに属するすべての JSP ファイルのデフォルトの表現言語 (EL) 検証モードをオーバーライドします。デフォルト値は、web.xml ファイルのバージョンによって異なります。サーブレット 2.3 以前の web.xml ファイルを使用して配信される JSP ファイルのデフォルトモードは、下位互換性を維持するため、EL 式を無視します。サーブレット 2.4 の web.xml ファイルを使用して配信される JSP ファイルのデフォルトモードは、ほとんどのアプリケーションで要求されるデフォルトを自動的に提供するため、EL 式を検証します。検証されない EL 式は、通常のテキストとして扱われます。
- Java スクリプトを無視。グループに属するすべての JSP のスクリプト作成を無効にします。デフォルトでは、JSP ファイルのスクリプト作成は有効です。スクリプト作成があるとページの管理が難しくなるため、スクリプト作成を無効にすることもできます。スクリプト作成を無効にした場合、グループのページにスクリプトレット、スクリプティング式、宣言などがあると、変換時エラーが発生します。
- XML 構文。グループのすべての JSP ページが、JSP ファイルではなく JSP ドキュメントであることを指定します。すなわち、JSP ドキュメント構文を使用し、標準 JSP 構文は使用していないことを意味します。
- プレリュード (ヘッダー) を含める。
コーダを (フッター) を含める。グループのすべての JSP ファイルに暗黙的に含まれるヘッダーおよびフッターを指定します (/template/header.jspf と /template/footer.jspf など)。ヘッダーおよびフッターの値はコンテキスト相対パスで、Web アプリケーションの要素に対応する必要があります。要素がある場合は、指定されたパスがプロパティーグループの各 JSP ページのそれぞれ先頭と末尾に、自動的に (include 指示子として) 含まれます。グループに属するヘッダー要素またはフッター要素が複数ある場合は、出現順に含まれます。複数の JSP プロパティーグループが JSP ページに適用される場合は、グループ内での出現順に、対応する要素が処理されます。
- 関連項目
- 配備記述子について
- Web アプリケーションの設定について
- Web アプリケーション配備記述子の設定
著作権と商標について