Sun Java System Application Server の JVM プロパティーの変更
関連項目
「実行時」ウィンドウで JVM プロパティーシートを変更することにより、Sun Java System Application Server の JVM のプロパティーを設定および変更できます。
JVM プロパティーを変更する
- Sun Java System Application Server インスタンスが実行中であることを確認します。
- 「実行時」ウィンドウで、「サーバー」ノード、Sun Java System Application Server インスタンスの順に展開します。
- 「JVM」ノードを右クリックし、プロパティーを選択してプロパティーウィンドウを立ち上げます。
- 「プロパティー」ウィンドウで、JVM の次のプロパティーを変更できます。
- bytecode-preprocessors。 クラス名をコンマで区切ったリストを入力します。それぞれのクラスは、com.sun.appserv.BytecodePreprocessor インタフェースを実装する必要があります。クラスは、指定された順序で呼び出されます。
- native-library-path-suffix。 ネイティブライブラリパスの末尾にエントリを追加します。ネイティブライブラリパスは、サーバーのネイティブ共有ライブラリの相対パス、標準 JRE ネイティブライブラリパス、シェル環境設定 (UNIX 上の LD_LIBRARY_PATH)、および「JVM プロファイラ設定」ページで指定されたパスを連結したものです。
- native-library-path-prefix。 ネイティブライブラリパスの先頭にエントリを追加します。ネイティブライブラリパスは、サーバーのネイティブ共有ライブラリの相対パス、標準 JRE ネイティブライブラリパス、シェル環境設定 (UNIX 上の LD_LIBRARY_PATH)、および「JVM プロファイラ設定」ページで指定されたパスを連結したものです。
- classpath-suffix。 ディレクトリまたは JAR/ZIP ファイルをクラスパスの末尾に追加するには、このボックスをクリックします。現在 JVM クラスパス内にあるディレクトリまたは JAR/ZIP ファイルを削除し、クラスパス参照を並べ替えることもできます。
- debug-options。 デバッグオプションの入力または編集を行います。transport=dt_shmem オプションの使用は、Windows 上でのみサポートされていることに注意してください。
- java-home。 Java 2 Standard Edition (J2SE) ソフトウェアのインストールディレクトリの名前。
- jvm-options。 JVM オプションを表示します。オプションを直接編集するか、ボックスをクリックし、エディタでオプションを編集します。
- 「項目リスト」内の JVM-option を選択し、そのオプションを編集または削除します。
- 新規オプションを追加するには、「項目」フィールドにオプションを入力し、「追加」をクリックします。
- 「項目リスト」内のオプションは、上下に移動できます。位置を変更するには、項目を選択し、「上」または「下」をクリックします。
- javac-options。 javac オプションを表示します。オプションを直接編集するか、ボックスをクリックし、エディタでオプションを編集します。
- debug-enabled。 True に設定してデバッグモードを使用可能にします。あるいは、False に設定してデバッグモードを使用不可にします。True に設定する場合は、jpda_port_number を設定します。
- server-classpath。 ディレクトリまたは JAR/ZIP ファイルをサーバークラスパスに追加するには、このボックスをクリックします。現在サーバークラスパス内にあるディレクトリまたは JAR/ZIP ファイルを削除し、クラスパス参照を並べ替えることもできます。
- classpath-prefix。 ディレクトリまたは JAR/ZIP ファイルをクラスパスの先頭に追加するには、このボックスをクリックします。現在クラスパス内にあるディレクトリまたは JAR/ZIP ファイルを削除し、クラスパス参照を並べ替えることもできます。
- rmic-options。 RMIC コンパイラのコマンド行オプション。
- env-classpath-ignored。 env-classpath を無視するには、True に設定します。この設定を推奨しています。
- jpda_port_number/shared_memory。 このプロパティーは、debug-options の transport の設定によって決まります。transport 値が dt_shmem の場合、このプロパティーは shared_memory です。transport 値が dt_socket の場合、このプロパティーは jpda_port_number です。ユーザーは shared_memory の値またはポート番号の値を変更できます。JPDA (Java Platform Debugger Architecture) のポート番号を設定してください。デバッグの場合は、debug-enabled を True に設定することによってデバッグを使用可能にし、求めるデバッグオプションを設定する必要もあります。
- ウィンドウを閉じます。
- 関連項目
- Sun Java System Application Server 関連の手順
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