web.xml ビジュアルエディタの「コンテキストパラメータ」セクションを使用して、Web アプリケーションのコンテキストパラメータの追加、削除、表示ができます。コンテキストパラメータは、Web アプリケーション全体で使用できる初期化用のパラメータです。たとえば、これらのパラメータを使用して、Web アプリケーション内のすべてのサーブレットおよび JSP ページに構成情報を供給することができます。
下記に示すように、コード内のコンテキストパラメータには、javax.servlet.ServletContext.getInitParameter() メソッドおよび javax.servlet.ServletContext.getInitParameterNames() メソッドを使用してアクセスできます。
ServletContext context = this.getServletContext(); String mainPage = context.getInitParameter("mainPage");
企業名が頻繁に変更される場合は、JSP ファイルおよびサーブレットのすべてにハードコーディングする代わりに、この値をコンテキストパラメータとして web.xml ファイルに定義できます。次に、値を読み取り、サーブレットコンテキストに格納するリスナーを定義し、宣言します。次に、名前の変更を監視する別のリスナーを定義し、宣言します。
コンテキストパラメータを宣言するには、web.xml ファイルに登録する必要があります。このときに、サーバーがパラメータを使用するために必要な情報を指定します。Web アプリケーションでコンテキストパラメータが参照されたときに返されるべき値をサーバーに指示します。
「プロジェクト」ウィンドウから web.xml ビジュアルエディタを開くには、「Web ページ」ノード、「WEB-INF」ノードの順に展開し、web.xml ファイルをダブルクリックします。エディタの最上部で「一般」をクリックし、「一般」セクションを開きます。次に「コンテキストパラメータ」ヘッダーをクリックして、「コンテキストパラメータ」セクションを開きます。
「追加」をクリックし、次のプロパティーを持つコンテキストパラメータ要素を定義します。