Web サービス属性エディタ:バインドオペレーション

関連項目

Web サービス属性エディタの「WSDL カスタマイズ」パネルは、WSDL から作成された JAX-WS (Java EE 5) Web サービスとクライアントで使用できます。これらのシナリオでは、wsimport が呼び出されて JAX-WS アーティファクトが生成されます。デフォルトでは、wsimport は JAX-WS 仕様で指定されたバインド規則に従います。「WSDL カスタマイズ」パネルを使用すると、これらのアーティファクトを生成するときの wsimport の動作をカスタマイズできます。

Web サービス属性エディタの「WSDL カスタマイズ」パネルには、「プロジェクト」ウィンドウからアクセスします。「WSDL から」のアーティファクトを表すノードを右クリックし、「Web サービス属性を編集」を選択します。たとえば、Web サービスクライアントの場合は、「Web サービス参照」ノードを展開し、Web サービスクライアントを表すノードを右クリックして「Web サービス属性を編集」を選択します。エディタが表示されます。「WSDL カスタマイズ」タブを選択するとパネルが開きます。

バインドオペレーション

「バインドオペレーション」セクションを使用すると、WSDL タイプを Java にバインドする方法に関する、追加のメタデータを提供する接続方法をカスタマイズできます。WSDL ファイルのバインドセクションでは、MIME 部分に mime:content 情報が指定されている場合、この情報を使用して wsimport に生成するタイプを指示するというオプションがあります。たとえば、あるオペレーションがバイナリデータ (例: xsd:base64Binary) を送信した場合、バインドセクションでは、タイプに GIF ファイルを指定する MIME-content 情報によって、バインドが MIME multipart-related と指定されている場合があります。「MIME コンテントを有効にする」が「False」に設定されている場合、データはバイト配列にバインドされます。「MIME コンテントを有効にする」が「True」に設定されている場合は、wsimport がバインドセクションの mime:content 部分の情報を使用し、java.awt.Image にバインドします。

関連項目
Web サービス属性エディタ
大域カスタマイズ
ポートタイプ
ポートタイプオペレーション
バインド
サービス
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外部バインドファイル

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