Web アプリケーションを実行するとき、サーバーはコンテキストパス設定を使用して、Web アプリケーションのパスを派生させます。たとえば、コンテキストパスが /directives の場合、Web アプリケーションのドキュメントベース (ルートディレクトリ) の下の index.html というファイルには、http://host:port/directives/index.html という URL でアクセスすることができます。
同じサーバーで異なる Web アプリケーションを実行する場合は、Web アプリケーションのコンテキストパスを設定する必要があります。設定しない場合、同じ名前のファイルで Web アプリケーションのファイルが上書きされます。「新規プロジェクト」ウィザードから Web アプリケーションを作成するときは、プロジェクトの名前から IDE が自動的にコンテキストパスを派生させます。
Web アプリケーションのコンテキストパスを設定する
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「プロジェクトプロパティー」の「コンテキストパス」を変更すると、IDE は Tomcat Web サーバーのコンテキスト記述子 (META-INF/context.xml) または Sun Java System Application Server の配備記述子 (WEB-INF/sun-web.xml) を一致するように更新します。 |
サーバーが HTTP 要求を受け取ると、定義されたすべてのコンテキストパスと、要求 URI の接頭辞を合致させ、処理する Web アプリケーションを選択します。ホストが使用できる一意なコンテキストパスの数に制限はありません。