主表と二次表

データベーススキーマを CMP Bean にマップすると、ほとんどの Bean は表に直接マップされ、Bean の各フィールドは表の列にマップされます。主表は、マップする Bean に最も一致度が高い表です。

Bean を主表にマップしたあと、1 つ以上の二次表にマップすることもできます。二次表を使用すると、主表に属さない列を、Bean 内のフィールドに直接マップできます。この機能は、たとえば、論理オブジェクトを表すデータが複数の表にまたがって分割されている場合などに便利です。

二次表は、1 つ以上の列によって主表に関連付けられている必要があり、それらの列の関連する行には、どちらの表にも同じ値が入っている必要があります。このリンクを参照キーと呼びます。通常、このキーは主表内の外部キーです。二次表を選択すると、主表と二次表の間に外部キーが存在するかどうかが検査されます。外部キーが存在する場合は、デフォルトでそのキーが参照キーとして表示されます。データベーススキーマで外部キーが定義されていない場合は、2 つの表の間の参照キーを指定する必要があります。

二次表は、関係とは異なります。別の表にある列を同じ Bean 内のフィールドにするときは、二次表を使用します。表の間に論理関係が存在するときは、関係フィールドを使用します。たとえば、別の表の行全体を同じ Bean 内の 1 つのオブジェクトにするには、それを関係でマップします。

関連項目
OO モデルへのリレーショナルデータベースのマッピング

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