HTTP モニターを有効にすると、HTTP モニターを使用して、サーバーでの JSP ページとサーブレット実行のデータフローを監視し、Web アプリケーションをデバッグできます。HTTP モニターは、各着信要求に関するデータを記録します。
セッションデータを解析する手順は、次のとおりです。HTTP モニターは、2 つのパネルで構成されています。左側にあるのは HTTP 要求レコードのツリービューです。右側にあるのは、選択した HTTP 要求レコードに関連したセッションデータを表す表示パネルです。
アイコン | 説明 |
---|---|
![]() |
GET メソッド |
![]() |
POST メソッド |
各メソッドアイコンには、終了状態の値に基づいて、次のバッジが表示されます。
バッジ | 説明 |
---|---|
![]() |
1xx - 情報 |
なし | 2xx または値を決定できません。 後者の場合は、通常、要求が成功したことを意味します (200 - 成功)。 |
![]() |
3xx - 警告 |
![]() |
400 - エラー |
要求のメソッドタイプと終了状態は、表示パネルの「要求」タブにも表示されます。各終了状態の詳細は、次を参照して下さい。
内部ディスパッチとなる要求は、この機能をサポートするサーバー上でノードが入れ子になります。転送された要求または取り込まれた要求は、メインの要求に対応するノード下で入れ子になります。
「現在のレコード」のエントリは、現在の IDE セッションでのみ利用可能です。現在の HTTP 要求レコードは、サーバーを再起動したあとも使用できます。ただし、IDE を終了するか、または明示的にそれらを削除した場合は消去されます。「保存されたレコード」のエントリは、削除するまで有効です。すべてのカテゴリ中のレコードは、ツリービューの上部にあるボタンを使用して、さまざまな条件でソートできます。
アイコン | 説明 |
---|---|
![]() |
クライアントに格納されているすべての HTTP 要求レコードを再度読み込みます。 |
![]() |
HTTP 要求レコードをタイムスタンプの降順でソートします。 |
![]() |
HTTP 要求レコードをタイムスタンプの昇順でソートします。 |
![]() |
HTTP 要求レコードをアルファベット順にソートします。 |
![]() |
HTTP 要求レコードのリストのタイムスタンプを表示または非表示に切り替えます。 |
![]() |
HTTP モニターに実行中の Web モジュールの HTTP 要求レコードが表示されない場合は、使用中の Web サーバーに対してモニターが有効になっていることを確認します。確認するには、「実行時」ウィンドウの「サーバー」ノードにある使用中の Web サーバーのノードを右クリックし、コンテキストメニューの「プロパティー」を選択します。「HTTP モニターを有効化」チェックボックスがチェックされている必要があります。 |
左側にあるツリービューで HTTP 要求レコードを選択すると、選択した HTTP 要求レコードに関連したセッションデータが右側の表示パネルに表示されます。