persistence.xml ビジュアルエディタ
関連項目
「プロジェクト」ウィンドウから persistence.xml ビジュアルエディタを開くには、「構成ファイル」ノードを展開し、persistence.xml ファイルをダブルクリックします。ビジュアルエディタには、persistence.xml で定義される持続性ユニットが表示されます。ビジュアルエディタを使用して、持続性ユニットの作成、削除、および変更を行うことができます。ビジュアルエディタのツールバーにある「XML」をクリックすると、persistence.xml の XML 表示を確認することもできます。
persistence.xml ビジュアルエディタでは、次のタスクを実行できます。
- 持続性ユニットの作成。ビジュアルエディタの右上隅の「追加」をクリックします。
- 持続性ユニットの削除。削除する持続性ユニットの名前の横にある「削除」をクリックします。
- 持続性ユニットの変更。持続性ユニットの名前の左にある拡張アイコンをクリックすると、持続性ユニットの編集可能なプロパティーが表示されます。
持続性ユニットプロパティーの概要
ビジュアルエディタには、persistence.xml の各持続性ユニットのプロパティーが表示されます。プロジェクトの構成にもよりますが、各持続性ユニットの次のプロパティーを変更できます。
- 持続性ユニット名。persistence.xml の各持続性ユニットには、一意の名前が必要です。
- 持続性プロバイダまたは持続性ライブラリ。持続性プロバイダまたは持続性ライブラリは、持続性ユニットによってスコープが示されるエンティティーの管理に使用するエンティティーマネージャーを決定します。
- データソースまたは JDBC 接続。これは、データソースの JNDI 名またはデータベースに対する JDBC 接続です。
- Java Transaction API を使用。これを選択した場合、Java EE 5 コンテナはエンティティーのライフサイクルを管理します。選択を解除した場合、エンティティーはアプリケーションによって管理されます。ターゲットコンテナが Java EE 5 コンテナではない場合、このオプションは利用できず、エンティティーはアプリケーションによって管理する必要があります。
- 表作成の方針。データソースの表作成の方針を選択します。
- 「<プロジェクト>」モジュールにすべてのエンティティークラスを含める。これを選択した場合、持続性ユニットのルートのすべてのエンティティークラスは、持続性ユニットに含まれます。これを選択解除した場合、「含めるエンティティークラス」テキストフィールドに表示されたクラスのみが、持続性ユニットのスコープに含まれます。
Java EE プロジェクトでは、スコープに含むエンティティークラスを明示的に指定する必要はありません。デフォルトで、持続性ユニットのルートにあるすべてのエンティティークラスはスコープに含まれます。
J2SE プロジェクトでは、すべてのエンティティークラスを含めるためのオプションは利用できません。J2SE プロジェクトでは、スコープに含めるクラスを明示的に指定する必要があります。「含めるエンティティークラス」テキストフィールドに表示されたクラスのみがスコープに含まれます。
- 含めるエンティティークラス。このテキストフィールドには、持続性ユニットのスコープに明示的に含まれるエンティティークラスが表示されます。デフォルトでは、持続性ユニットのルートにあるエンティティークラスがスコープに含まれ、テキストフィールドに表示されます。クラス名を選択し、「削除」をクリックすることによって、スコープからエンティティークラスを削除できます。
- 関連項目
- Java Persistence について
- 持続性ユニットについて
- 持続性ユニットの作成
- エンティティーマネージャーについて
著作権と商標について