注釈とは、ソースエディタの行の属性を示すマークをいいます。注釈は、強調表示された線、ソースエディタウィンドウの左マージンにあるグリフ、またはこの両方によって示されます。注釈プロパティーを変更すると、さまざまなタイプの注釈の表示方法や、一般的な注釈の処理方法をカスタマイズできます。注釈プロパティーは、「オプション」ウィンドウで変更できます。
注釈プロパティーにアクセスするには、「ツール」>「オプション」を選択し、「詳細オプション」をクリックします。左の区画で「編集」ノードを展開し、「注釈の種類」ノードを選択して一般プロパティーを設定します。「注釈の種類」ノードを展開し、個々の注釈ノードを選択して個々のプロパティーを設定します。
これらのプロパティーを設定して、注釈とグリフマージンの表示を定義します。
「True」の場合は、グリフマージンに現在表示されていないグリフが、ソースエディタの背景に表示されます。
グリフ濃度を薄くして、重なって表示されるテキストを優先させる場合は、低いパーセンテージを指定します。テキストの背後でグリフを優先表示する場合は、高いパーセンテージを指定します。
「False」の場合、複数の注釈が 1 つのグリフに組み合わせられることはありません。 代わりに、1 つの注釈だけが複数の注釈イメージ () とともにグリフマージンに表示されます。このイメージをクリックし、ある行のすべての注釈を循環することができます。
ブックマークやブレークポイントなど、一部の注釈は決して組み合わせられません。
「False」の場合、行番号が表示されていると、注釈グリフは行番号の右側に表示されます。この場合、すべての行で注釈と行番号の両方が表示されます。
「False」の場合、注釈がないとグリフマージンは最初は表示されません。ただし、注釈番号が追加されて削除されると、ソースエディタでファイルが閉じられて再び開かれるまで、グリフマージンは残ります。
次のプロパティーを設定して、個々の注釈の色と表示を定義します。
「False」の場合は、注釈の「前景色」プロパティーを使用して注釈行全体が表示されます。これは、通常の構文強調表示色を上書きします。