配備時のデータベース表の生成

関連項目

CMP エンティティー Bean の開発時、データベースの構造に関して細かい注意を払う必要がなく、唯一の要件がデータベースに対して Bean が持続することの場合は、アプリケーションサーバーによってデータベースとマッピングが生成されるようにアプリケーションを設定することができます。この場合は、CMP エンティティー Bean、Bean フィールド、および関係を、IDE で作成します。次に、アプリケーションの配備時にデータベース表とマッピングを生成するよう、アプリケーションを設定できます。

実行時にデータベース表を生成する

  1. エンティティー Bean がコンテナ管理による持続性を使用するように設定されていて、その CMP フィールドとコンテナ管理による関係が正しく設定されていることを確認します。
  2. 「プロジェクト」ウィンドウで「構成ファイル」を展開し、sun-ejb-jar.xml をダブルクリックして、Sun 構成エディタを開きます。
  3. 左側フレームで最上位の 「Sun 構成」ノードが選択されている状態で、「JNDI 名」フィールドにデータベースリソースの JNDI 名を指定します。指定した名前と、アプリケーションサーバーに設定されているデータベースリソースとが一致していることを確認します。
  4. 「配備時に表を作成」を「True」に設定します。

    アプリケーションの再配備時にエラーが発生しないようにするには、「配備取り消し時に表をドロップ」を「True」に設定します。あるいは、IDE の「実行時」ウィンドウで表を手動で削除します。

  5. 表の作成先のデータベースサーバーが動作していることを確認します。付属の PointBase サーバーを使用する場合は、「ツール」>「PointBase データベース」>「ローカル PointBase データベースを起動」を選択します。
  6. プロジェクトのノードを右クリックし、「プロジェクトを実行」を選択することによってアプリケーションを配備します。

アプリケーションサーバーによって、CMP Bean ごとに表が 1 つ作成されます。各表では、CMP フィールドごとに列が 1 つ作成され、表同士の関係が CMP Bean 間の関係に基づいて生成されます。「実行時」ウィンドウの使用データベース接続の「表」ノードの下に作成された表があることを確認します。

関連項目
EJB 2.1 CMP マッピングについて
CMP フィールドの定義
関係フィールドのマッピング
データベースからの CMP エンティティー Bean の生成
CMP マッピングの構成
主表と二次表の指定

著作権と商標について