「オプション」ウィンドウ: エディタの設定
関連項目
「詳細オプション」表示で設定可能なソースエディタのプロパティーを使用すると、ソースエディタの外観と動作を細かく調整できます。一般的なプロパティーと、特定の種類のエディタ用 (Java エディタ、XML エディタなど) のプロパティーがあります。
- ソースエディタでよく使用される設定は、「オプション」ウィンドウの「基本オプション」表示にあります。「基本オプション」表示は、「ツール」>「オプション」を選択すると表示されます。
ソースエディタの詳細な一般プロパティーを表示するには、「ツール」>「オプション」を選択し、「詳細オプション」をクリックします。「編集」ノードを展開し、「エディタの設定」ノードを選択します。ソースエディタの設定は、「オプション」ウィンドウの「基本オプション」表示でも変更できます。
- ツールバーを表示。選択すると、ソースエディタにツールバーが表示されます。このツールバーには、表示されているファイルの種類に便利なコマンドのボタンが含まれます。
- テキストのアンチエイリアス処理。選択すると、ソースエディタ内のテキストがアンチエイリアス処理されます。性能向上のため、アンチエイリアス処理はデフォルトでオフになっています。
「オプション」ウィンドウの「詳細オプション」にある各エディタのプロパティーを表示するには、左の区画で「編集」>「エディタの設定」を展開し、プロパティーを設定するエディタの種類を選択します。
- 次のプロパティーは、主要な種類のエディタのプロパティーすべてを示したリストです。プロパティーのいくつかは、一部のエディタにだけ適用されます。
プロパティー
- 省略名。 エディタに自動展開させる用語の省略名を指定します。省略符号ボタン (...) をクリックして、省略名を編集します。
- 補完ウィンドウの自動ポップアップ。選択すると、エディタで式を補完するためのオプションを示すコード補完ボックスを表示できます。
このプロパティーは、Java、HTML、JSP などの、コード補完機能をサポートするエディタにだけ適用されます。詳細については、コード補完機能の使用方法 を参照してください。
- コード折り畳みを有効。選択すると、ソースエディタで特定の種類のコードブロック表示を折り畳むことができます。Java エディタ設定を変更する場合、省略符号ボタン (...) をクリックすると、デフォルトで折り畳むコードブロックの種類 (クラス、メソッド、コメントなど) を指定できます。
このプロパティーは、Java エディタ などの、コード縮小機能をサポートするエディタにのみ適用されます。
- 補完ウィンドウの自動ポップアップの遅延。「補完ウィンドウの自動ポップアップ」プロパティーを選択すると、何も入力しない状態から補完ボックスが表示されるまでの時間を、ミリ秒単位で設定できます。
- クラスへ移動情報ウィンドウを表示。選択すると、「クラスへ移動」ウィンドウが表示されると必ず、情報ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、「クラスへ移動」機能を正常に使用するために必要な情報が表示されます。
このプロパティーは、Java エディタだけで使用できます。
- フォントサイズ。全トークンのフォントが指定サイズに設定されます。 このサイズは、「フォントと色」プロパティーに設定されている値とは限りません。
- フォントと色。ブックマークされている行、コメント、保護ブロックといった、ソースエディタで表示される構文トークンやほかの要素の背景色、前景色、フォントを設定します。省略符号ボタン (...) をクリックして、プロパティーを編集します。
詳細については、ソースエディタのフォントと色の設定を参照してください。
- インデント設定エンジン。エディタの種類に対するインデントエンジンを指定します。インデント設定エンジンとは、IDE がテキストの書式設定 (タブ、空白文字、新しい行の設定など) を処理する方法に関する規則のセットです。
インデント設定エンジンのコード書式設定規則の調整方法については、インデント設定プロパティーを参照してください。
- 行番号。選択すると、左マージンに行番号を追加します。ソースエディタのポップアップメニューから、「マージン」>「行番号を表示」を選択すると、行番号の表示と非表示を切り替えることができます。
- マクロ。ソースエディタのマクロを編集、追加、削除します。既存のマクロを変更するには、省略符号ボタン (...) をクリックします。
通常、新規マクロを追加するには、「マクロ」プロパティーエディタで手動で追加するよりも、記録した方が簡単です。詳細については、マクロの記録を参照してください。
- テーブルセルに影を付ける。 キーが値のロケールから欠落している場合に、プロパティーエディタでその値セルの背景色を指定します。影付きのテーブルセルに値を入力すると、欠落していたキーが自動的に生成されます。
- タブのサイズ。IDE へのファイルのインポート時にタブ文字 (\t) 1 つあたりに挿入する空白文字の数を設定します。デフォルトでは、ほかの多くのアプリケーションに合わせて 8 が設定されています。
ソースエディタで入力、生成、書式設定を行うテキストについては、前述の「インデント設定エンジン」プロパティーを使用してタブを設定することもできます。
上級
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関連項目
- ソースエディタの設定
- 「オプション」ウィンドウの使用
- タブ動作の設定
- コードナビゲーション関連の手順早見表
- ソースエディタの設定の共有
- 旧バージョンの IDE からの設定のインポート
著作権と商標について