インデント設定エンジンでは、ソースエディタで生成または入力するテキストの書式設定を決定します。
エディタの種類ごとに、さまざまなインデント設定エンジンがあります。インデント設定エンジンのプロパティーは、「オプション」ウィンドウで変更できます。
あるエディタの種類のインデント設定プロパティーを設定するには、「ツール」>「オプション」を選択し、「詳細オプション」をクリックします。左の区画で「編集」>「インデント設定エンジン」を展開し、そのエディタの種類用のインデント設定エンジンを選択します。
「簡易インデント設定エンジン」は、独自のインデント設定エンジンを持たないファイルの種類に使用されます。
インデント設定エンジンのプロパティーを、次に示します。一部のインデント設定エンジンには、「タブを空白文字に展開」および「インデントの空白文字数」プロパティーのみがあります。
選択されていない場合は、タブキーを入力すると、可能であればファイルにタブ文字 (\t) が挿入されます。さらに、可能であれば、先行する空白文字にタブ文字が挿入されます。ソースエディタは、「タブのサイズ」プロパティーの値に基づいて、タブ文字の位置を計算します。「タブのサイズ」プロパティーは、「インデント設定エンジン」の設定ではなく、ソースエディタのメインプロパティーにあります。
「タブを空白文字に展開」が選択されず、かつ「タブ間隔を構成する空白文字の数」が「タブのサイズ」プロパティー値と異なる場合、タブキーを入力したときに作成されるインデントは、空白文字とタブ文字の組み合わせとなります。「タブ間隔を構成する空白文字の数」を「タブのサイズ」の倍数または除数に設定しておくと、タブ文字の位置を予想しやすくなります。