プログラムのステップ実行
関連項目
プログラムの実行が停止したら、「デバッグ」メニューまたはツールバーにある次のコマンドを使用し、コード行をステップ実行できます。
- ステップオーバー (F8)。ソース 1 行を実行します。ソース行に呼び出しが含まれる場合は、個々の命令を 1 つずつ実行せずに、ルーチン全体を実行します。
- ステップイン (F7)。ソース 1 行を実行します。ソース行に呼び出しが含まれる場合は、ルーチンの先頭文を実行する前に停止します。「ステップイン」コマンドを使用して、デバッグセッションを開始することもできます。プログラムは、main ルーチンのあとの最初の行で (プログラムの状態が変更される前に) 停止します。
- ステップアウト (Ctrl-F7)。ソース 1 行を実行します。ソース行がルーチンの一部である場合は、ルーチンの残りの行を実行して、ルーチンの呼び出し側に制御を返します。
注
- デフォルトでは、IDE は JDK クラスまですべての呼び出しをステップオーバーします。デバッグで JDK クラスにステップインするには、「ウィンドウ」>「デバッグ」>「ソース」(Alt-Shift-8) を選択します。「ソース」ウィンドウに、プロジェクトのクラスパス上のすべてのソースディレクトリが一覧表示されます。JDK ソースのチェックボックスを選択すると、デバッガが JDK ソースにステップインできます。
- では、Ant スクリプトでターゲット JDK を設定し、「プロジェクトプロパティー」ダイアログでソースレベルを指定する必要があります。JDK クラスにステップインすると、IDE は Java プラットフォームマネージャーに登録されているプラットフォームで、ソースレベルが一致する Java プラットフォームがないか検索します。一致する Java プラットフォームが見つからなかった場合は、IDE のデフォルトのプラットフォームのソースコードが開かれます。
- 別のプロジェクトのクラスパス上に自由形式プロジェクトがある場合、プロジェクトからクラスにステップインするには、その自由形式プロジェクトの出力ファイルを宣言する必要があります。出力ファイルを宣言するには、自由形式プロジェクトのノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。続いて「出力」をクリックし、ソースフォルダごとに出力ファイルを指定します。
- 関連項目
- Java のブレークポイントの設定
- ローカルデバッグセッションの開始
- リモートデバッグセッションの開始
- JAR ファイルへのソースコードの接続
著作権と商標について