Tomcat の構成ファイルの中心は server.xml
ファイルです。このファイルには、Tomcat コンポーネントの構成情報、およびサーバーの配備情報が含まれています。単純な Web アプリケーションの場合には、必要な変更を IDE が自動的に行うため、server.xml
ファイルを編集する必要はありません。サーバー構成ファイルは、多くの場合、「Tomcat Web サーバー」ノードのプロパティーを編集するか、「プロジェクト」ウィンドウ、「ファイル」ウィンドウ、または「実行時」ウィンドウのメニューコマンドを使用することで編集できます。
通常、構成ファイルは、JNDI ベースの認証やデータベースのルックアップなど、高度な構成に対してのみ編集する必要があります。Tomcat の構成に関する詳細は、次の項目を参照してください。
server.xml ファイルは、2 箇所のうちいずれかにあります。通常は、tomcat-installation-dir/conf ディレクトリの server.xml ファイルを編集します。ただし、サーバーノードのプロパティーシートで、ホームディレクトリパスと異なるペースディレクトリパスが示されている場合は、base-dir/conf ディレクトリにある server.xml ファイルを編集する必要があります。
base-dir/conf ディレクトリにある server.xml ファイルは、Tomcat Web サーバー管理ツールまたはソースエディタを使って編集できます。ソースエディタを使った server.xml ファイルの編集は上級のユーザーだけが行なってください。
ソースエディタで server.xml ファイルを編集する
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server.xml ファイルを手動で編集する場合は、自分自身の責任において行なってください。IDE は、損傷した server.xml ファイルを修復できません。手動で編集する場合は、事前に server.xml 作業ファイルのバックアップを作成しておくことを強く推奨します。 |