配備記述子による Web サービスの設定
関連項目
JAX-RPC (J2EE 1.4) では、配備記述子を使用して Web サービスを設定できます。
- Java EE 5 仕様に準拠している JAX-WS Web サービスの場合は、配備記述子で注釈を上書きする場合を除いて、配備記述子ではなく注釈を使用します。
配備記述子は XML ベースのテキストファイルで、その要素に、モジュールのアセンブル方法と特定の環境への配備方法を記述します。要素には、直接コードに含まれないコンポーネントに関する動作情報も含まれます。
Web サービスには、次の種類の配備記述子があります。
- webservices.xml。Web サービスを構成する Web サービス配備記述子。
- filename-config.xml。wscompile ツールで処理され、サービス側アーティファクトおよびクライアント側アーティファクトを生成する配備記述子。
- 多くの場合、配備記述子を手動で編集する必要はありません。通常、IDE のウィザードは配備記述子の設定を正しく処理します。一般的に、何らかの理由で配備記述子が破損した場合のみ、手動での編集が必要になることがあります。
webservices.xml を編集する
- 「プロジェクト」ウィンドウで、プロジェクトの「構成ファイル」ノードを展開します。
- webservices.xml をダブルクリックすると、ソースエディタが開いてファイルの内容が表示されます。
- 必要に応じて配備記述子を編集します。
- 「ファイル」>「保存」を選択して、変更を保存します。
- 入力した XML 構文にエラーがある場合、IDE が自動的にエラーを出力します。変更にエラーがないことを確認するには、Web アプリケーションを検査します。
filename-config.xml を編集する
- 「プロジェクト」ウィンドウで、プロジェクトの「ソースパッケージ」ノードを展開します。
- filename-config.xmlをダブルクリックすると、ソースエディタが開いてファイルの内容が表示されます。
- 必要に応じて構成ファイルを編集します。
- 「ファイル」>「保存」を選択して、変更を保存します。
- 入力した XML 構文にエラーがある場合、IDE が自動的にエラーを出力します。変更にエラーがないことを確認するには、Web アプリケーションを検査します。
- 関連項目
- Web サービスについて
- Web サービスの注釈について
- Web サービスの設定について
- 注釈を介した Web サービスの構成
著作権と商標について