エンティティーマネージャーについて
関連項目
Java Persistence API エンティティーマネージャーは、管理対象エンティティーの指定されたグループ内でエンティティーを検出、作成、および削除する方法を扱います。管理対象エンティティーのグループは、「持続性コンテキスト」と呼ばれます。
持続性コンテキスト内のエンティティーは、エンティティーマネージャーインスタンスに関連付けられます。エンティティーマネージャーインスタンスは、持続性コンテキスト内のエンティティーを管理する方法を制御します。エンティティーマネージャーインスタンスを使用して、持続性コンテキスト内のエンティティーを検出できます。
エンティティーマネージャーの種類
エンティティーマネージャーは、コンテナ管理またはアプリケーション管理のいずれかにすることができます。アプリケーションで使用できるエンティティーマネージャーの種類は、コンテナと、トランザクションを実行する方法によって異なります。トランザクションを実行する方法は、持続性ユニットで指定します。
- コンテナ管理によるエンティティーマネージャーJava EE 5 コンテナを配備する場合は、コンテナ管理によるエンティティーマネージャーを使用できます。この場合、トランザクションは Java Transaction Architecture (JTA) を使用して実行されます。コンテナ管理によるエンティティーマネージャーを使用する場合、すべてのエンティティーはコンテナによって管理されます。
- アプリケーション管理によるエンティティーマネージャーエンティティーマネージャーのライフサイクルを明示的に管理する場合は、アプリケーション管理によるエンティティーマネージャーを使用する必要があります。この場合、トランザクションは JTA を使用して実行、またはアプリケーションによって明示的に実行できます (リソースローカルエンティティーマネージャー)。アプリケーション管理によるエンティティーマネージャーを使用する場合、持続性コンテキストおよびエンティティーマネージャーインスタンスのライフサイクルは、アプリケーションによって管理されます。
エンティティーマネージャーの詳細については、Java EE 5 チュートリアルを参照してください。
- 関連項目
- エンタープライズアプリケーションの手順
- エンティティーマネージャーの取得
- 持続性ユニットについて
- Java Persistence について
著作権と商標について