JSP ページへの JSF データ表の追加
関連項目
JSF データ表とは、データソース内の各エンティティーを反復処理し、エントリの情報を HTML 表に表示する手段を提供する JSF コンポーネントです。既存のエンティティークラスから、空のデータ表を作成したり、データ表コードを生成することができます。JSF データ表の詳細については、ここに示すリンク先を参照してください。
空の JSF データ表を生成する
- JSP ページを開きます。
- 次のように、ページで JSF タグライブラリが宣言されていることを確認します。
<%@taglib prefix="f" uri="http://java.sun.com/jsf/core"%>
<%@taglib prefix="h" uri="http://java.sun.com/jsf/html"%>
- 「パレット」ウィンドウで JSF カテゴリを展開します。「JSF データ表」エントリをクリックし、JSP ファイル内の必要な場所までドラッグしてマウスボタンを放します。
- ダイアログで「空の表」を選択し、「了解」をクリックします。
IDE によって、JSP ページに次のコードが入力されます。
<f:view>
<h:form>
<h:dataTable value="#{arrayOrCollectionOf}" var="item">
</h:dataTable>
</h:form>
</f:view>
- arrayOrCollectionOf 変数に、データソース内のすべての項目の格納された JSF 管理対象 Bean のプロパティーを代入します。次に、ファイル内に表示するデータソースの各列に対してデータ列をコーディングします。
エンティティークラスから JSF データ表を生成する
- JSP ページを開きます。
- 次のように、ページで JSF タグライブラリが宣言されていることを確認します。
<%@taglib prefix="f" uri="http://java.sun.com/jsf/core"%>
<%@taglib prefix="h" uri="http://java.sun.com/jsf/html"%>
- 「パレット」ウィンドウで JSF カテゴリを展開します。「JSF データ表」エントリをクリックし、JSP ファイル内の必要な場所までドラッグしてマウスボタンを放します。
- ダイアログで「エンティティークラスから作成される表」を選択し、パッケージ名を含んだ完全なエンティティークラス名を指定します。「参照」をクリックすると、プロジェクトの内容およびクラスパス内のすべてのクラスを検索できます。クラス名を入力し、「了解」をクリックします。
IDE によって、ページに次のコードが入力されます。
<f:view>
<h:form>
<h1><h:outputText value="List"/></h1>
<h:dataTable value="#{arrayOrCollectionOfclass-name}" var="item">
<h:column>
<f:facet name="header">
<h:outputText value="column1"/>
</f:facet>
<h:outputText value="#{item.column1}"/>
</h:column>
...
</h:dataTable>
</h:form>
</f:view>
- arrayOrCollectionOfclass-name 変数に、データソース内のすべてのエントリの格納された JSF 管理対象 Bean のプロパティーを代入します。JSF 管理対象 Bean がエンティティークラスそのものではなく、別のコントローラクラスになっている場合もあります。
- IDE によって、エンティティークラスでアクセスが提供されるデータの各列の column エントリが生成されます。JSP ファイルに表示しない列の column エンティティーは削除してください。
- 関連項目
- Web アプリケーションフレームワークについて
- 既存のアプリケーションへの JSF サポートの追加
- CRUD アプリケーションについて
- エンティティークラスの作成
- データベースからの持続性エンティティークラスの生成
著作権と商標について