JSP ファイルには、次の 4 つの主な特徴があります。
JSP ページは、標準 JSP 構文または JSP ドキュメント構文のどちらを使用しても作成できます。
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web.xml ビジュアルエディタを使用して、JSP ファイルのセットをグループ化し、JSP ドキュメントとして再定義できます。このとき、さまざまな影響が発生します。たとえば、JSP ファイルのページエンコーディングは、JSP ドキュメントのページエンコーディングとは別に解釈されます。 |
ここでは、最初に標準 JSP 構文を説明し、次に JSP ドキュメント構文を説明します。標準 JSP 構文と JSP ドキュメント構文のどちらを使用する場合でも、JSP ソースエディタではコード補完機能と構文の色分け機能を提供し、効率的な JSP ページの構築を支援します。
JSP 要素構文
JSP 要素には、次の 3 種類があります。
JSP 構文は、XML に類似しています。アクション要素には要素名を含む開始タグがあり、多くの場合、属性、オプションの本文、および一致終了タグを伴います。次に例を示します。
<mytag1 attr1="attribute value" ...>...</mytag1>
または
<mytag2 attr1="属性値" .../../../../../../../../>
JSP タグは、XML や XHTML のように、大文字と小文字を区別します。
開始タグと終了タグ
括られた本文を含む明示的な開始タグと終了タグのある要素は、同じファイル内で始まり、かつ終了する必要があります。あるファイルでタグを開始し、別のファイルでそのタグを終了することはできません。この規則は、これ以外の構文の要素にも同様に当てはまります。たとえば、スクリプトレットには構文<% スクリプトレット %>があります。最初の区切り文字 <% と最後の区切り文字 %> は、両方とも同じ物理ファイルに記述しなくてはなりません。
空の要素
XML 指定に続いて、空のタグを使用して記述される要素は、開始タグ、空の本文、および終了タグを用いた要素と区別することができません。
属性値
属性値は、常に引用符で括られて表示されます。単一引用符と二重引用符の両方が使えます。出力テキストでは、単一引用符と二重引用符を表すために ' および " エンティティーが使用可能です。また、引用符で括られたテキスト内では、\" および \' を使用することができます。
JSP ファイル内のコメント
JSP ファイル内のコメントに関する構文は、次のとおりです。
<%-- および --%>
JSP ドキュメントは、XML 構文を使用して記述された JSP ページです。JSP ファイルは、次の方法で JSP ドキュメントとして示されます。
JSP ドキュメント要素
JSP ドキュメントには、次の要素があります。
JSP 構文と JSP ドキュメント構文の詳細は、次の場所から入手可能な『JavaServer Pages Specification Version』 を参照してください。