Java コードの安全な削除
関連項目
「安全な削除」コマンドを使用して、コード要素を削除する前に、その要素に対する参照がないかどうかを検査することができます。このコマンドは、クラス、メソッド、およびフィールドで使用できます。
コード要素で「安全な削除」コマンドを選択すると、「安全な削除」ダイアログが開き、指示に従って順に作業を進めることができます。
「安全な削除」操作を開始する
- 削除するコード要素を選択し、「リファクタリング」>「安全な削除」を選択します。
コード要素を選択するには、「プロジェクト」ウィンドウで要素のノードをクリックするか、ソースエディタでコード要素の ID 内に挿入ポイントを置きます。
- 「安全な削除」ダイアログで、特定されている要素に間違いがないことを確認し、「次へ」をクリックします。
- コード要素がほかのコードによって参照されていないと、「安全な削除」ダイアログが閉じて、コード要素が削除されます。
- 削除するコード要素がほかのコードによって参照されている場合は、「安全な削除」ダイアログに警告と「使用状況を表示」ボタンが表示されます。操作の完了または取り消し方法は、次のとおりです。
コード要素が参照されている場合の削除の取り扱い
「安全な削除」ダイアログに、「選択された要素に対する参照が見つかりました」から始まるメッセージが表示された場合は、次のいずれかの操作を行うことができます。
- 削除するコードに対する参照を削除し、「安全な削除」操作を進める。
- 「取消し」をクリックして、コマンドを取り消す。
- ほかのコードによって参照されているコード要素を誤って削除しても、「リファクタリング」>「元に戻す」コマンドを使用して、その削除操作を取り消すことができます。
コードに対する参照を削除して、クラス要素の削除を継続する
- 「安全な削除」ダイアログで「使用状況を表示」をクリックします。
「使用状況」ウィンドウが開き、削除するコードに対する参照の一覧が表示されます。
- 削除するクラスを参照しているコードのノードをダブルクリックします。
ソースエディタに、参照しているクラスが表示されます。
- 削除するコードに対する参照を削除します。
この参照は、「安全な削除」コマンドを使用して削除することができます。そのコードにも参照がある場合、「使用状況を表示」をクリックすると、「使用状況」ウィンドウに新しいタブが開きます。
- 削除するコードに対するすべての参照を削除するまで手順 2 と 3 を繰り返します。
- 「使用状況」ウィンドウで「安全な削除を再実行」をクリックします。
「安全な削除」コマンドが再び実行されます。削除していない参照があると、警告が表示されます。この場合は、「使用状況を表示」をクリックし、参照を解決する操作を再開することができます。
- 「プロジェクト」ウィンドウでは、削除対象として一度に複数のコード要素を選択することができます。クラスのノードの階層を展開することによって、複数のフィールドおよびメソッドを選択することができます。
- 「安全な削除」ウィンドウで「すべての変更をプレビュー」チェックボックスを選択すると、「次へ」をクリックしたあと、「リファクタリング」ウィンドウが表示されます。「リファクタリングを実行」をクリックして、実際の削除に進みます。
- 関連項目
- リファクタリングの手順早見表
- クラス、メソッド、およびフィールドの使用状況の検索
- クラス名またはインタフェース名の変更
- リファクタリングでの変更の取消し
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