JAR ファイルまたはコンパイル済みクラスのフォルダをプロジェクトのクラスパスに追加するときに、作業時にそれらのクラスの内容を見ることができるように、そのソースファイルを追加すると便利です。JAR ファイルまたはコンパイル済みクラスフォルダにソースコードを接続するということは、それらクラスのソースコードの検索場所を IDE に知らせることです。そうすることで、デバッグでソースファイルにステップインしたり、「ソースに移動」コマンドでソースファイルを開いたりできます。
IDE でコード補完機能を正しく動作させるために、フォルダとしてソースファイルの全セットを接続するか、Zip アーカイブとして利用可能なソースファイルを追加する必要があります。
JAR ファイルまたはコンパイル済みクラスフォルダにソースコードを接続する
メインウィンドウから「ツール」>「ライブリマネージャー」を選択します。
ライブラリマネージャーの左区画で、ソースコードを追加する JAR ファイルがあるプロジェクトライブラリを選択します。
IDE で登録済みのライブラリのみが、ライブラリマネージャーの「クラスライブラリ」リストに表示されます。
ソースコードを追加する JAR ファイルまたはクラスフォルダが登録ライブラリにまだ追加されていない場合は、「新規ライブラリ」ボタンを使用して、新しい空のライブラリを作成します。 次に、「クラスパス」タブで「JAR を追加」をクリックし、コンパイルしたクラスファイルを含む JAR ファイルの場所を指定します。
クラスライブラリには複数の JAR ファイルと、それぞれの Javadoc ドキュメントおよびソースコードが含まれることがあります。
選択した JAR ファイルとソースコードが指定したライブラリに追加され、クラスパスにその JAR ファイルがあるすべてのプロジェクトのソースコードが自動的に登録されます。
1 つの JAR ファイルの Java クラスライブラリの作成では、単にプロジェクトのクラスパスにその JAR ファイルを追加するだけで、関係する Javadoc およびソースコードが利用可能になります。ただし、Java ライブラリに複数の JAR ファイルが含まれている場合は、クラスパスにそのライブラリを追加する必要があります。また、クラスパスにライブラリを追加することによって、ほかの開発者との間で簡単にプロジェクトを共用できるようになります。