相違ビューアの設定
関連項目
「オプション」ウィンドウで、デフォルトの相違設定を変更することができます。相違コマンドでファイルリビジョンの相違を比較したときのテキスト形式の相違ビューアとグラフィカルなビューアによる結果の表示方法を変更できます。また、グラフィカルなマージ衝突リゾルバの表示プロパティーを変更することもできます。
相違ビューアを設定するには、「オプション」ウィンドウで「ツール」>「オプション」を選択し、「詳細オプション」ボタンをクリックします。「オプション」ウィンドウの左区画で「IDE 構成」>「サーバーと外部ツールの設定」>「相違とマージのタイプ」の順に展開します。
左区画の次のノードを使用して相違ビューアとマージ表示機能のプロパティーを変更できます。
- 相違エンジン。 相違コマンドのオプションを指定できます。「相違エンジン」ノードを展開して、次のプロパティーを設定できます。
- コマンド行相違。 省略符号ボタン (...) をクリックして、IDE のコマンド行実行可能ファイルから相違コマンドを実行するときに使用する任意の相違コマンドオプション (diff -b など) を指定できます。組み込み相違エンジンを使用する場合、相違オプションは使用できません。
- Microsoft Windows システムでコマンド行相違エンジンを利用するには、コマンド行実行ファイル (たとえば Cygwin ディストリビューション) がシステムにインストールされている必要があります。UNIX(R) 環境では、diff 実行可能ファイルがデフォルトでインストールされ、使用できます。
- 組み込み相違エンジン。 プロパティーはありません。
- 相違表示機能。 IDE で相違コマンドを使用してファイルリビジョンを比較したときの結果を表示する相違ビューアのプロパティーを設定できます。「相違表示機能」ノードを展開して、次のプロパティーを設定できます。
- テキスト形式の相違ビューア。 コンテキストモードの有効または無効と、表示するコンテキスト行数を指定できます。「コンテキストモード」を選択すると、テキスト形式の相違ビューア内の相違箇所の前後に指定された行数のコンテキストが表示されます。
- グラフィカルな相違ビューア。 グラフィカルな相違ビューアで使用する、変更のあったテキストのデフォルトの背景強調表示色を変更できます。省略符号ボタン (...) をクリックして、色を指定します。
- 相違サービス。 サービスセレクタを有効または無効にできます。「相違サービス」ノードを展開して、次のプロパティーを設定できます。
- 組み込み相違エンジン。 相違サービスセレクタを有効または無効にできます。「相違サービスセレクタを表示」を選択すると、相違結果ウィンドウのツールバーに、相違ビューアを選択するためのドロップダウンリストが表示されます。このサービスセレクタを使用して、相違ビューアを切り替えることができます。
- マージ表示機能。 グラフィカルなマージ衝突リゾルバの表示プロパティーを設定できます。「マージ表示機能」ノードを展開して、次のプロパティーを設定できます。
- グラフィカルなマージ衝突リゾルバ。 グラフィカルなマージ衝突ビューアで使用する、変更のあったテキストのデフォルトの背景強調表示色を変更できます。省略符号ボタン (...) をクリックして、色を指定します。
- 関連項目
- CVS でのファイルリビジョンの比較
- マージ衝突の解決
- IDE での 2 つのファイルの比較
- 「オプション」ウィンドウの使用
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