Web サービスオペレーションの追加
関連項目
Web サービスの作成後は、実装クラスにそのオペレーションを実装します。オペレーションは、ソースエディタで手動で追加することも、「オペレーションを追加」ダイアログを使用して追加することもできます。後者の場合、実装クラスにサービスエンドポイントインタフェース (以下「インタフェース」) があり (JAX-WS プログラミングモデルではオプション)、スケルトンメソッドを追加すると、IDE はインタフェース内のオペレーションを自動的に宣言します。
- WSDL ファイルから作成された Web サービスにオペレーションを追加することはできません。
Web サービスオペレーションを追加する
- 「プロジェクト」ウィンドウで、次の 2 つのどちらかの方法で「オペレーションを追加」ダイアログを開きます。
- 「Web サービス」ノードを展開し、Web サービスインスタンスのノードを右クリックして「オペレーションを追加」を選択します。
- 「ソースパッケージ」ノードを展開し、Web サービスが格納されたパッケージを展開し、Web サービスの実装クラスをダブルクリックしてソースエディタで開きます。クラスの本体を右クリックし、「Web サービス」>「オペレーションを追加」を選択します。このコマンドは、クラスの本体 (クラス宣言のあと) をクリックした場合にのみ使用できます。
- Web サービスオペレーションの名前、戻り値の型、パラメータ、および例外を定義します。たとえば、このオペレーションを作成するには次のようにします。
public int add(int a, int b) throws MyException {
return a + b;
}
- 「名前」テキストフィールドに「add」と入力し、「戻り値の型」ドロップダウンリストから「int」を選択します。
- 「追加」をクリックします。
- 「型」ドロップダウンリストから「int」を選択し、「名前」テキストフィールドに「a」と入力します。「了解」をクリックします。
- 「追加」をクリックします。
- 「型」ドロップダウンリストから「int」を選択し、「名前」テキストフィールドに「b」と入力します。「了解」をクリックします。
java.rmi.RemoteException 例外を追加する必要はありません。IDE によって自動的に追加されます。
- 「了解」をクリックしてオペレーションを作成します。
IDE によって、オペレーションのスケルトンが実装クラスに追加され、インタフェースで宣言されます。
- ソースエディタで、Web サービスオペレーションを実装します。たとえば、JAX-RPC では中括弧内に return a + b; を追加できます。これは、インタフェースではなく実装クラスで行います。JAX-RPC では、Web サービスの名前が「CalculatorWS」であれば、実装クラスの名前は「CalculatorWSImpl」または「CalculatorWSBean」となり、インタフェースの名前は「CalculatorWSSEI」になります。
- 関連項目
- Web サービスについて
- Web サービスの実装について
- Java からの Web サービスの作成
- WSDL ファイルからの Web サービスの作成
著作権と商標について