「ナビゲータ」ウィンドウ
関連項目
「ナビゲータ」ウィンドウには現在選択中のファイルが縮小表示され、ファイル内の移動を簡単に行えます。
Java ファイルでは、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドが表示されます。簡易リストまたは継承ツリーのいずれかで、これらのメンバーを表示できます。
一部の種類の XML ファイルでは、「ナビゲータ」を使用してファイルの構造を表示できます。「ナビゲータ」ウィンドウは、標準の XML ドキュメント、XML スキーマファイル、および Ant スクリプトに使用できます。
「ナビゲータ」ウィンドウを開くには、「ウィンドウ」>「ナビゲータ」(Ctrl-7) を選択します。デフォルトでは、「ナビゲータ」ウィンドウは IDE の左下隅に表示されます。「ナビゲータ」ウィンドウにソースファイルを表示するには、ソースエディタ、「プロジェクト」ウィンドウ、「ファイル」ウィンドウ、または「お気に入り」ウィンドウでファイルを選択します。
Java ファイル
Java ファイルが選択されている場合は、「ナビゲータ」ウィンドウにドロップダウンリストが表示され、次の 2 つの表示を選択できます。
- メンバービュー。選択されたソースファイルのメンバー (コンストラクタ、メソッド、フィールド) のアルファベット順リスト。
- 継承ビュー。選択されたソースファイルのメンバーの階層ツリービュー。
メンバーのノードにマウスを合わせると、そのメンバーの Javadoc ドキュメントを表示できます。
「メンバービュー」と「継承ビュー」のどちらも、ノードを右クリックすると次のコマンドを選択できます。
- ソースへ移動。ソースエディタでクラスが開かれ、そのノードが表すコンストラクタ、メソッド、またはフィールドの先頭に挿入ポイントが置かれます。
「メンバービュー」では、ノードを右クリックしたときに次のコマンドも選択できます。
- Javadoc を作成。選択したメンバーに不足している標準 Javadoc タグを生成します。
- 名前でソート。メンバーをアルファベット順に表示します。
- ソースでソート。メンバーを、コード内で使用されている順に表示します。
- フィルタ。サブメニューが表示され、その種類のメンバーの表示用の一般的フィルを選択できます。次のフィルタの組み合わせを選択できます。
- 継承メンバーを表示。現在のクラスが拡張するクラスのメンバーを表示します。
- フィールドを表示。クラスのフィールドを表示します。
- Static メンバーを表示。static フィールドとメソッドを表示します。
- 非 Public メンバーを表示。一般アクセスを提供しないメンバーを表示します。
「ナビゲータ」ウィンドウの下にあるボタンを使用して、フィルタを有効にしたり無効にすることもできます。
XML ファイル
XML ファイルでは、「ナビゲータ」に要素のツリーが表示されます。
要素ノードを右クリックすると、次のオプションで「ナビゲータ」ウィンドウでの行の表示の詳細レベルを選択できます。
- 属性を表示。各要素の属性を表示します。
- 内容を表示。各要素のテキスト内容を表示します。
Ant 構築スクリプト
Ant 構築スクリプトが選択されている場合は、「ナビゲータ」ウィンドウにドロップダウンリストが表示され、次の 2 つの表示を選択できます。
- Ant ターゲット。構築ターゲットをアルファベット順に一覧表示します。
- XML 表示。構築スクリプト内の XML 要素を階層ツリー表示します。
「Ant Targets」表示が選択されている場合は、ノードを右クリックすると、次のコマンドの 1 つを選択できます。
- 開く。ソースエディタでファイルが開かれ、選択したターゲット行の先頭に挿入ポイントが置かれます。
- ターゲット実行。選択したターゲットを実行します。
- ショートカットを作成。ウィザードが開き、メニュー項目、ツールバー項目、キーボードショートカット、およびターゲットを実行するためのカスタムコードを作成できます。
- プロパティー。プロパティーシートにターゲットのプロパティーが表示されます。このプロパティーは編集できません。
「XML 表示」が選択されている場合は、ノードを右クリックすると、次のオプションで表示の詳細レベルを選択できます。
- 属性を表示。各要素の属性を表示します。
- 内容を表示。各要素のテキスト内容を表示します。
- 関連項目
- コードナビゲーション関連の手順早見表
- 「プロジェクト」ウィンドウ
- 「ファイル」ウィンドウ
- 「お気に入り」ウィンドウ
著作権と商標について