自由形式 Web プロジェクトのデバッグターゲットの作成

関連項目

では、デバッガでプロジェクトを実行するには、独自の Ant ターゲットを設定する必要があります。ただし、IDE を使用して、デバッグターゲットを生成できます。この場合は、IDE がデバッグターゲットを「プロジェクトをデバッグ」コマンドにマッピングします。独自のデバッグターゲットがある場合は、これを「プロジェクトをデバッグ」コマンドに手動でマッピングする必要があります。

デバッグターゲットを生成する

  1. 「実行」>「主プロジェクトをデバッグ」(F5) を選択します。ターゲットが「プロジェクトをデバッグ」コマンドにマッピングされていない場合は、IDE 固有のデバッグターゲットを nbproject/ide-targets.xml に生成するプロンプトが表示されます。
  2. 「生成」をクリックします。IDE が以下を行います。
  3. 「ファイル」ウィンドウで nbproject/debug.properties ファイルを表示し、必要に応じてデバッグプロパティーを編集します。

前の項目で説明したように、IDE を使用してデバッグターゲットを生成する場合は、ターゲットが自動的に「プロジェクトをデバッグ」コマンドにマッピングされます。ただし、IDE が生成した以外のデバッグターゲットを使用する場合は、手動で「プロジェクトをデバッグ」コマンドにマッピングする必要があります。

デバッグターゲットを「プロジェクトをデバッグ」コマンドにマッピングする

  1. 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトノードを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティー」を選択します。
  2. 「プロジェクトプロパティー」ダイアログの左区画で、「構築と実行」をクリックします。
  3. 「追加」をクリックし、デバッグターゲットを選択してラベルを入力します (「プロジェクトをデバッグ」など)。

自由形式 Web プロジェクトでデバッグターゲットを使用する

  1. ソースファイルにブレークポイントを設定します。
  2. 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択して「プロジェクトプロパティー」ダイアログで「Java ソース」をクリックします。デバッグするすべてのソースファイルが「ソースパッケージフォルダ」リストに表示されていることを確認します。
  3. 「実行時」ウィンドウで、「サーバー」ノードを展開してサーバーインスタンスを右クリックし、「サーバーを起動 / 停止」を選択します。
  4. 「サーバーを起動 (デバッグ)」をクリックします。
  5. 前の項目で説明したように、デバッグターゲットがあり、「プロジェクトをデバッグ」コマンドにマッピングされていることを確認します。
  6. 「実行」>「主プロジェクトをデバッグ」(F5) を選択します。

自由形式プロジェクトの構成については、次の場所に説明があります。

関連項目
自由形式プロジェクトの概要
Web アプリケーションのデバッグとテストの概要
自由形式 Java プロジェクトのデバッグターゲットの記述

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