ソースルートを必要とする標準または自由形式プロジェクトに、複数のソースルートを追加できます。ただし、複数のプロジェクトに同じソースルートを追加しないでください。IDE ではサポートされません。
標準プロジェクトでは、プロジェクトが独立のソースフォルダに保存されているソースを使用する場合などに、プロジェクトのクラスパスに追加のソースルートを追加すると有利になることがあります。 標準プロジェクトのクラスパス上にあるすべてのソースディレクトリは、単一のコンパイル単位を形成しているので、プロジェクトが構築されるときに、それらのソースディレクトリもアプリケーションの JAR にパッケージ化されます。標準プロジェクトでは、「プロジェクト」ウィザードと「プロパティー」ダイアログを使用して、ソースルートをクラスパスに追加します。
自由形式プロジェクトでは、各ソースルートを独立のコンパイルユニットに割り当てることができるので、アプリケーションを構成するときに最大の柔軟性を発揮できます。ただし、自由形式プロジェクトでは、build.xml ファイルを直接編集してクラスパスを管理する必要があります。詳細は、「クラスパスの管理」を参照してください。
1 つのライブラリを複数のプロジェクトに追加する場合、使用するライブラリのコンパイル済みソースを保存する特殊プロジェクトを作成する必要があります。