HTTP モニターの設定

関連項目

デフォルトでは、Tomcat Web サーバーに配備したときに、HTTP モニターが有効になり、表示されます。Sun Java System Application Server の場合は、手動で HTTP モニターを有効にする必要があります。HTTP モニターが表示されない、または HTTP モニターに実行中の Web アプリケーションのセッションデータが表示されない場合は、次の手順でモニターを有効にします。

HTTP モニターを手動で表示する

IDE から起動したサーバーの HTTP モニターを有効にする
  1. 「実行時」ウィンドウの「サーバー」ノードから、使用しているサーバーのノードを右クリックします。
  2. 「プロパティー」を選択します。
  3. 「HTTP モニターを有効化」を選択します。
  4. サーバーが起動中の場合は、一度停止してから再起動します。
  5. Sun Java System Application Serverの場合は、「実行時」ウィンドウで「HTTP サーバー」ノードを右クリックし、「HTTP サーバーを起動」を選択します。

これで HTTP モニターが有効になり、アプリケーションを配備したときに表示されます。

IDE 以外から起動したサーバーの HTTP モニターを有効にする

  1. Web アプリケーションの WEB-INF/lib フォルダに、次の 2 つのファイルをコピーします。 SJS Application Server には、独自の schema2beans.jar があります。したがって、Sun Java System Application Server を使用している場合は、Web アプリケーションの WEB-INF/lib フォルダに httpmonitor.jar のみをコピーします。
    ヒント
  2. 使用しているサーブレットのバージョンに適したフィルタ宣言を、Web アプリケーションの WEB-INF/web.xml ファイルの先頭に追加します。フィルタとフィルタマッピングエントリは、配備記述子の最初に来るようにします。
  3. 次のような init-param エントリを追加すると、複数の IDE から Web アプリケーションのデータレコードを監視できます。
      <init-param>
      <param-name>netbeans.monitor.register</param-name>
      <param-value>
      other-IDE-host:other-HTTP-server-port,
      another-IDE-host:another-HTTP-server-port</param-value>
      </init-param>
    
  4. 「実行時」ウィンドウにある「HTTP サーバー」ノードを右クリックし、「HTTP サーバーを起動」を選択します。
関連項目
HTTP モニターの概要
HTTP モニターの操作
セッションデータの解析
セッションデータの保存
セッションデータの再実行

著作権と商標について