Bean イベントセットの作成
関連項目
- 「プロジェクト」ウィンドウで Bean のクラスを見つけ、そのノードを展開し、「Bean パターン」を右クリックします。
- ポップアップメニューで「追加」>「ユニキャストイベントソース」または「追加」>「マルチキャストイベントソース」を選択します。「ユニキャスト」オプションを使用する場合は、1 つのリスナーだけにイベントセットを配送します。「マルチキャスト」オプションを使用する場合は、複数のリスナーにイベントセットを配送します。
「新規ユニキャスト (またはマルチキャスト) イベントセット」ダイアログが表示されます。 このダイアログで、イベントセットについて生成されるコードをカスタマイズします。
- 「種類」フィールドに、完全修飾されたイベントクラスのリスナーインタフェース名を入力するか、またはコンボボックスで名前を 1 つ選択します。リスナーインタフェースは、java.util.EventListener を拡張したものである必要があります。
- イベントセットをどのように実装するかについて、次のオプションの中から 1 つ選択します。
- 空の実装を生成。空の実装を生成します。
- 実装を生成。ユニキャストイベントセットに 1 つのリスナーの単純な実装を生成します。
- ArrayList 実装を生成。マルチキャストイベントセットに、複数のリスナーの単純な実装を生成します。
- EventListenerList 実装を生成。javax.swing.event パッケージの EventListenerList サポートクラスを使用して、実装を生成します。このオプションは、マルチキャストイベントセットでのみ表示されます。
「空を生成」を選択した場合は、手順 7 に進みます。
- 手順 4 で空でない実装を指定した場合は、「イベント起動メソッドを生成」チェックボックスが選択できるようになります。すべてのリスナーに対してイベント起動メソッドを生成するには、このチェックボックスを選択します。リスナーインタフェースのすべてのメソッドについて、メソッドが生成されます。
- 「イベント起動メソッドを生成」を選択した場合は、「イベントをパラメータとして渡す」チェックボックスが選択できるようになります。各イベント起動メソッドにパラメータとしてイベントを追加するには、このチェックボックスを選択します。起動メソッド本文において、リスナーにイベントが渡されます。
「イベントをパラメータとして渡す」チェックボックスを選択しなかった場合は、各起動メソッドのパラメータは、イベントオブジェクトクラスのコンストラクタと同じパラメータとなります。コンストラクタは起動メソッドの本文において呼び出され、新規作成されたイベントがリスナーに渡されます。イベントクラスに対し複数のコンストラクタがある場合、コードジェネレータは「イベントをパラメータとして渡す」オプションが有効であるかのように動作します。
- 「了解」ボタンをクリックすると、addEventNameListener メソッドと RemoveEventNameListener メソッドがソースコードに生成されます。 起動メソッドを指定した場合は、それらも生成されます。
ユニキャストおよびマルチキャストのイベント配送と関連する API の詳細については、次の場所にある JavaBeans 仕様書を参照してください。
- 関連項目
- Bean の作成
- Bean プロパティーの作成
- プロパティーおよびイベントセットの削除
- BeanInfo の生成
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