を処理する場合、「プロジェクトプロパティー」ダイアログで使用できる以外のプロジェクトオプションを設定する必要があるときは、プロジェクトの Ant スクリプトと Ant プロパティーを編集できます。Ant のターゲットとプロパティーは、プロジェクトフォルダ内の次のファイル内で定義されています。
nbproject/build-impl.xml。プロジェクトの構築、実行、およびデバッグに関するすべての処理命令を含んだ Ant スクリプトです。 このファイルは絶対に編集しないでください。ただし、指定内容を置き換える Ant ターゲットを確認するために、このファイルを開くことはできます。
build.xml。プロジェクトの主 Ant スクリプトです。IDE コマンドを実行するたび、この Ant スクリプト内のターゲットが IDE によって呼び出されます。build.xml には build-impl.xml からターゲットをインポートするためのインポート宣言だけが記述されています。 build-impl.xml からインポートするターゲットを置き換る、または新規ターゲットを指定する場合は、build.xml ファイルに記述します。
nbproject/project.properties。ソースの保存場所や出力フォルダといったプロジェクトに関する重要な情報を含んだ Ant プロパティーファイルです。このファイルのプロパティーは書き換えることができます。
nbproject/private/private.properties。各ユーザーの IDE 環境に固有のプロパティーが記述された Ant プロパティーファイルです。たとえば、VCS を介してプロジェクトを共有している場合でも、各ユーザーが private.properties に定義しているプロパティーはリポジトリにチェックインされません。project.properties のプロパティーを private.properties にコピーして、各ファイルで異なるプロパティー定義を記述できます。private.properties での定義は、project.properties での定義よりも優先されます。
注:
には、build-impl.xml がありません。ターゲットは、プロジェクトの Ant スクリプトから直接呼び出されます。