「プルアップ」ダイアログ
関連項目
「プルアップ」ダイアログでは、「プルアップ」リファクタリングコマンドのオプションを指定します。「プルアップ」コマンドを使用して、選択されたクラスの 1 つ以上のメンバーをスーパークラスに移動できます。
「プルアップ」ダイアログを開くには、ソースエディタか、「プロジェクト」ウィンドウ、または「ファイル」ウィンドウでクラスを選択したあと、「リファクタリング」>「プルアップ」を選択します。
このダイアログには、次のフィールドがあります。
- 送り先スーパータイプ。現在のクラスのスーパークラスの名前からなるドロップダウンリスト。クラスメンバーの移動先のクラスを選択します。
- プルアップするメンバー。現在のクラスにある内部クラスとメソッド、フィールドの一覧です。
選択したスーパークラスに移動する各メンバーの左横にあるチェックボックスを選択します。
プルアップするように選択したメソッドで、その宣言はスーパークラスで行い、実装は現在のクラスに残したいメソッドがある場合は、そのメソッドの「抽象を維持」チェックボックスを選択します。
- すべての変更をプレビュー。選択した状態で「次へ」をクリックすると、「リファクタリング」ウィンドウに、リファクタリングの影響を受けるすべてのコードが一覧表示されます。この一覧で、名前が使用されているコードをそれぞれ変更するかどうか、選択できます。
「すべての変更をプレビュー」を選択解除すると、「次へ」をクリックしたあと、ただちにリファクタリングが行われます。
「すべての変更をプレビュー」チェックボックスを選択解除しなかった場合は、次の手順でリファクタリングを完了する必要があります。
- 「次へ」をクリックします。
「リファクタリング」ウィンドウが開き、リファクタリングの影響を受けるコードがツリー形式で表示されます。
- 「リファクタリング」ウィンドウに表示されたコードに目を通し、それらのコードがリファクタリングによって変更されてもよいかどうかを確認します。変更したくないコードがある場合は、そのコードのチェックボックスの選択を解除します。
- 「リファクタリングを実行」をクリックします。
- リファクタリングを実行したあとは、必ず、完全構築を行なってください。完全構築は、「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトのノードを右クリックし、「プロジェクトの生成物を削除して構築」を選択することによって、行うことができます。
- 関連項目
- リファクタリングについて
- リファクタリングの手順早見表
- リファクタリングでの変更の取消し
著作権と商標について