「フィールドを複数列にマップ」ダイアログ
関連項目
Sun Java System Application Server で CMP マッピングを実行中に「フィールドを複数列にマップ」ダイアログを使用すると、1 つのフィールドを複数の列にマップできます。
1 つのフィールドを複数の列にマップする手順は、次のとおりです。
- マップする列を追加します。
列は、この Bean にマップした表の列です。
- マップする列が表示されない場合は、マッピングへの二次表の追加、または選択した主表の変更が必要になることがあります。
- 列がリストされない場合は、主表をマップしていないか、列のない表をマップした可能性があります。
- 列の順序は、「上へ移動」または「下へ移動」を使用して変更できます。
1 つのフィールドを複数の列にマップした場合は、すべての列が、最初にリストされた列の値で更新されます。したがって、いずれか 1 つの列の値が EJB アプリケーションの外部で変更された場合でも、その値が読み取られるのは、変更が最初の列に加えられた場合だけです。データベースに値を書き込むと、ほかの列に加えられた競合する変更が上書きされます。
また、複数のフィールドをこれらの列にマップする場合は、マッピングが部分的にオーバーラップしないようにする必要があります。
次の 3 つの例を考えてみます。
- フィールド A が列 A と B にマップされ、フィールド B が列 B にマップされています。
このマッピングは部分的にオーバーラップしているので、この例ではコンパイル時に妥当性検査エラーが発生します。
- フィールド A が列 A にマップされ、フィールド B が列 B にマップされています。
このマッピングは、オーバーラップがないので許容されます。
- フィールド A が列 A と B にマップされ、フィールド B が列 A と B にマップされています。
このマッピングは完全にオーバーラップしているので、許容されます。
- 選択したあと、「了解」をクリックします。
- 関連項目
- OO モデルへのリレーショナルデータベースのマッピング
- 主表と二次表
- マップされた二次表の設定
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