アプレットのアクセス権の設定

関連項目

デフォルトでは、アプレットはクライアントコンピュータのリソース (スレッド、ディスク操作など) にアクセスできません。アプレットのアクセス権は、applet.policy ファイルで定義します。アプレットポリシーファイルがある場合は、その場所を IDE に指定できます。次にアプリケーションを実行すると、IDE は、指定されたアプレットポリシーファイルを使用します。アプレットポリシーファイルを指定しない場合は、アプレットを実行したときに、IDE が生成します。IDE が生成するアプレットポリシーファイルでは、アプレットにすべてのアクセス権が付与されます。適切なセキュリティーチェックをするように、ソースエディタでポリシーファイルを変更できます。

既存のアプレットポリシーファイルの場所を指定する

  1. プロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
  2. 「プロジェクトプロパティー」ダイアログで「実行」を選択します。
  3. 「VM オプション」に、アプレットポリシーファイルの場所を指定します。たとえば、次の設定を指定すると、アプレットポリシーファイルがプロジェクトのルートフォルダにあることになります。

    -Djava.security.policy=applet.policy

  4. 「了解」をクリックします。

IDE を使用してアプレットポリシーファイルを生成する

  1. アプレットを実行します

    IDE がアプレットポリシーファイルを作成します。

  2. 「ファイル」ウィンドウでプロジェクトノードを展開し、applet.policy ファイルをダブルクリックします。
  3. ソースエディタで、必要なアクセス権を設定します。
  4. プロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
  5. 「プロジェクトプロパティー」ダイアログで「実行」を選択します。
  6. 「VM オプション」に、IDE がアプレットポリシーファイルの場所を指定していることを確認します。デフォルトでは、アプリケーションポリシーファイルは、次のように指定され、プロジェクトのルートフォルダに作成されます。

    -Djava.security.policy=applet.policy

  7. 「了解」をクリックします。
関連項目
アプレットの作成
アプレットの実行
WAR ファイルへのリソースのパッケージング
JSP ページからアプレットへのアクセス

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