タグファイルの作成
関連項目
ここでは、Web アプリケーション内でタグファイルを作成する方法を説明します。タグファイルを作成したら、ソースエディタでコード補完機能を使用して、タグの属性や本体、動作を指定します。
新しいタグファイルを作成する
- 「プロジェクト」ウィンドウまたは「ファイル」ウィンドウでプロジェクトノードを右クリックします。
- ポップアップメニューから「新規」>「ファイル/フォルダ」を選択します。
- 「カテゴリ」から「Web」を選択します。「ファイルの種類」から「タグファイル」を選択します。「次へ」をクリックします。
- タグファイルの名前を入力します。
- タグファイルを保存するフォルダを指定します。デフォルトでは、タグファイルは WEB-INF/tags に作成されます。
- 作成するタグファイルの種類を選択します。
- タグファイル (標準構文)。標準 JSP 構文で作成されたタグファイル。通常、拡張子は .tag です。
- タグファイル (XML 構文)。XML ドキュメント構文で作成されたタグファイル。通常、拡張子は .tagx です。XML ドキュメント構文が標準 JSP 構文より有利な点を次に示します。
- IDE のソースエディタなどの XML 対応ツールで、XML ドキュメント構文のファイルの編集や妥当性の検査、表示ができる。
- IDE の XSL 変換コマンドなどの XSLT ツールを使用して、XML ドキュメント構文のファイルを変換できる。
- (省略可能)「タグファイルのセグメントとして作成」チェックボックスをクリックします。セグメントはタグファイルテキストのフラグメントを含むファイルで、タグファイルに取り込まれます。タグセグメントは一般に .tagf 拡張子を使用します。
- (省略可能) IDE でタグファイルの TLD ファイルのエントリを作成する場合は、「タグライブラリ記述子にタグファイルを追加」チェックボックスをクリックします。このチェックボックスをクリックする場合は、使用可能な TLD ファイルが必要です。ファイルがない場合は、事前に作成します。
「タグライブラリ記述子にタグファイルを追加」チェックボックスをクリックした場合は、次を実行します。
- 「参照」をクリックして、タグファイルのタグライブラリ記述子 (TLD ファイル) を選択します。デフォルトでは、TLD ファイルは WEB-INF/tlds フォルダにあります。
- タグの名前を入力します。これは、JSP ファイル内でタグファイルを参照するのに使用する名前です。
- 「完了」をクリックします。
IDE は、JSP 2.0 の仕様に準拠したタグファイルを作成します。
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タグファイルは、このタグファイルが定義されている JSP ファイルが配備されたときに実行されます。タグファイルにはブレークポイントを設定できます。JSP ファイルをデバッグするときに、タグファイルもデバッグされます。 |
タグライブラリの作成と使用についての詳細は、次の場所で入手可能な『JavaServer Pages Specification』を参照してください。
- 関連項目
- タグファイルについて
- JSP ページからカスタムタグへのアクセス
- タグライブラリについて
- JSP 構文について
著作権と商標について