コンテキストパスの設定

関連項目

Web アプリケーションを実行するとき、サーバーはコンテキストパス設定を使用して、Web アプリケーションのパスを派生させます。たとえば、コンテキストパスが /directives の場合、Web アプリケーションのドキュメントベース (ルートディレクトリ) の下の index.html というファイルには、http://host:port/directives/index.html という URL でアクセスすることができます。

同じサーバーで異なる Web アプリケーションを実行する場合は、Web アプリケーションのコンテキストパスを設定する必要があります。設定しない場合、同じ名前のファイルで Web アプリケーションのファイルが上書きされます。「新規プロジェクト」ウィザードから Web アプリケーションを作成するときは、プロジェクトの名前から IDE が自動的にコンテキストパスを派生させます。

Web アプリケーションのコンテキストパスを設定する

  1. 「プロジェクト」ウィンドウで、プロジェクトノードを右クリックし、ポップアップメニューから「プロパティー」を選択します。
  2. 「プロジェクトプロパティー」ダイアログで「実行」をクリックし、「コンテキストパス」にパスを入力します。パスは、/directives のように、スラッシュ (/) で始める必要があります。
ヒント 「プロジェクトプロパティー」の「コンテキストパス」を変更すると、IDE は Tomcat Web サーバーのコンテキスト記述子 (META-INF/context.xml) または Sun Java System Application Server の配備記述子 (WEB-INF/sun-web.xml) を一致するように更新します。

サーバーが HTTP 要求を受け取ると、定義されたすべてのコンテキストパスと、要求 URI の接頭辞を合致させ、処理する Web アプリケーションを選択します。ホストが使用できる一意なコンテキストパスの数に制限はありません。

関連項目
サーバーについて
Sun Java System Application Server について
Tomcat Web サーバーの概要

著作権と商標について