変数修飾子プロパティーエディタ
修飾子プロパティーエディタでは、Java 要素の標準的な Java 言語修飾子を定義できます。このプロパティーエディタで使用できる項目は、変更する Java 要素の型によって異なります。
アクセス修飾子
アクセス修飾子は、Java クラス、メソッド、またはフィールドにアクセスできる場所を指定します。
- <default>。 Java 要素は、同じパッケージ内の任意のクラスからアクセスできます。
- private。 Java メソッドまたはフィールドは、現在のクラス内でのみアクセスできます。
- protected。 Java メソッドまたはフィールドは、現在のクラスとサブクラス内でのみアクセスできます。
- public。 Java 要素は、任意のクラスからアクセスできます。
その他の修飾子
その他の修飾子は、Java 要素を使用する方法やほかのクラスとの相互作用方法を定義します。
- abstract。 抽象クラスには、未定義で、サブクラスで実装する必要があるメソッドが含まれます。抽象メソッドには本体が含まれず、サブクラスでオーバーライドする必要があります。
- static。静的メソッドまたはフィールドは、現在のクラスのすべてのインスタンスによって共有されます。
- transient。 オブジェクトがシリアライズされた場合、transient フィールドは保存されません。
- native。 ネイティブメソッドは Java から起動される、別の「ネイティブ」言語 (通常は C か C++) で記述されたものです。
- final。 final クラスは、スーパークラスとして使用できません。final メソッドは、サブクラスでオーバーライドできません。final フィールドの値は変更できません。
- synchronized。 synchronized メソッドは、実行中にクラスの制御権を得ます。これは、マルチスレッド環境で 2 つのスレッドが同時に 1 つのオブジェクトにアクセスしないようにするために使用します。
- volatile。 volatile フィールドの値は、同期のとられていないスレッドによって変更することができます。
- 関連項目
- 接続ウィザードによるイベントの設定
- GUI ソースコードの変更
- GUI ビルダーによる Java GUI のデザイン
著作権と商標について