クラスパスの管理

関連項目

プロジェクトのクラスパスに一群のクラスファイルを追加するということは、コンパイルおよび実行中にプロジェクトがアクセスすべきクラスを IDE に知らせることです。IDE はまた、クラスパスの設定を使用して、コード補完やコンパイルエラーの自動強調表示、リファクタリングを行えるようにします。

クラスパスと標準プロジェクト

の場合、IDE は、JUnit テストのコンパイルと実行用だけでなく、プロジェクトのコンパイルと実行用にもそれぞれ独立したクラスパスを保持します。プロジェクトのコンパイル時に、クラスパスのすべてがプロジェクトの実行時クラスパスに自動的に追加されます。

標準プロジェクトのクラスパスを編集する

  1. 「プロジェクト」ノードを展開し、「ライブラリ」ノードを右クリックして「プロパティー」を選択します。
  2. 「プロジェクトプロパティー」ダイアログで、適切なボタンをクリックし、プロジェクトのコンパイルクラスパスに必要な要素を追加します。 次を追加できます。
  3. (省略可能) Web アプリケーションで、Web アプリケーションの要素をパッケージ化しない場合は、「配備」チェックボックスをクリックします。デフォルトでは、すべてのクラスパス要素が Web アプリケーションに含まれます。
  4. (省略可能) 現在のプロジェクトを構築するたびに、クラスパス上のすべてのプロジェクトが再構築されないようにする場合は、「クラスパス上のプロジェクトを構築」チェックボックスをクリックします。デフォルトでは、クラスパス上と Web アプリケーションのすべてのプロジェクト、「パッケージ」ページにリストされるプロジェクトは、現在のプロジェクトの構築時に再構築されます。
  5. (省略可能) クラスパスの優先順位を変更する場合は、「上へ移動」または「下へ移動」ボタンをクリックします。
  6. (省略可能) クラスパスに変更を加える場合は、「実行」、「テストのコンパイル」、または「テストの実行」タブをクリックします。

クラスパスと自由形式プロジェクト

の場合、Ant スクリプトですべてのソースフォルダのクラスパスを管理します。自由形式プロジェクトのクラスパス設定は、コード補完およびリファクタリングに使用できるクラスを IDE に知らせるだけです。自由形式プロジェクトの実際のコンパイルまたは実行時クラスパスを変更するには、build.xml ファイルを直接編集する必要があります。

自由形式プロジェクトには「ライブラリ」ノードがなく、自由形式プロジェクトの「プロジェクトプロパティー」ダイアログには「ライブラリ」パネルがないことに注意してください。 詳細は、自由形式プロジェクトでのクラスパスの宣言を参照してください。

関連項目
プロジェクト間の依存関係の作成
主クラスと実行時引数の設定
プロジェクト内へのターゲット JDK の設定
プロジェクトへの Javadoc の追加

著作権と商標について