ブレークポイントの「出力テキスト」プロパティーは、ブレークポイントに達した場合に「出力」ウィンドウの「デバッガコンソール」タブに表示するテキストを指定します。このプロパティーは、「新規ブレークポイント」ダイアログまたはブレークポイントのカスタマイザで設定できます。
Java ブレークポイントでは、「出力テキスト」プロパティーに 7 つの標準タグおよび式の値を出力するための特殊表記 (たとえば {=i + j}) を含められます。すべてのタグの値は、現在のコンテキスト内で評価されます。特定のブレークポイントの種類に対してのみ使用できるタグや、状況によって意味の異なるタグがあります。
次の表に、タグとブレークポイントの種類のリストを示します。セル内のプラス記号 (+) またはテキストは、タグをその種類のブレークポイントに使用できることを示しています。マイナス記号 (-) は、タグをその種類のブレークポイントに適用できないことを示しています。
タグ | ブレークポイントの種類 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
行 | メソッド | 例外 | スレッド | クラス | 変数 | |
{className} | + | + | + | - | + | + |
{lineNumber} | + | + | + | - | + | + |
{methodName} | + | + | + | - | + | + |
{threadName} | + | + | + | + | + | + |
{variableValue} | - | - | 例外の値 | - | - | 変数の値 |
{variableType} | - | - | 例外の名前 | - | - | 変数の型 |
{action} | - | - | - | - | 準備または読み込み解除 | 修正またはアクセス |
{$"式"} | + | + | - | - | - | + |