「メソッドパラメータを変更」ダイアログ
関連項目
「メソッドパラメータを変更」ダイアログでは、「メソッドパラメータを変更」リファクタリングコマンドのオプションを指定します。「メソッドパラメータを変更」コマンドを使用して、メソッドの署名を変更し、このメソッドを呼び出すすべてのコードにその変更を伝達することができます。 具体的には、次の操作ができます。
- メソッドへのパラメータの追加
- メソッド署名中のパラメータの並べ替え
- メソッドのアクセス修飾子の変更
「メソッドパラメータを変更」ダイアログは、ソースエディタ、「プロジェクト」ウィンドウ、または「ファイル」ウィンドウから開くことができます。これらのウィンドウのどれかで、フィールドを右クリックし、「リファクタリング」>「メソッドパラメータを変更」を選択します。
このダイアログには、次のフィールドがあります。
- パラメータ。メソッドのパラメータ一覧表。「追加」、「上へ移動」、「下へ移動」ボタンを使用して、パラメータを追加したり、パラメータの順序を変更したりできます。
「削除」ボタンを使用すると、このダイアログで誤って追加したパラメータを削除できます。ダイアログに開く前にメソッドに存在していたパラメータを削除することはできません。
「パラメータ」表には、メソッド名と型、デフォルト値の列があります。セル内をダブルクリックすると、そのセルの値を編集できます。
- アクセス修飾子。 とりうる 4 つのアクセス修飾子 (public、protected、<デフォルト>、および private) を含むドロップダウンリスト。このリストから、メソッドに割り当てるアクセス修飾子を選択します。
- メソッド署名のプレビュー。 ダイアログで指定した変更を適用したときのメソッド署名の表示のされ方を表示する読み取り専用フィールド。
- すべての変更をプレビュー。選択した状態で「次へ」をクリックすると、「リファクタリング」ウィンドウに、リファクタリングの影響を受けるすべてのコードが一覧表示されます。この一覧で、名前が使用されているコードをそれぞれ変更するかどうか、選択できます。
「すべての変更をプレビュー」を選択解除すると、「次へ」をクリックしたあと、ただちにリファクタリングが行われます。
「すべての変更をプレビュー」チェックボックスを選択解除しなかった場合は、次の手順でリファクタリングを完了する必要があります。
- 「次へ」をクリックします。
「リファクタリング」ウィンドウが開き、リファクタリングの影響を受けるコードがツリー形式で表示されます。
- 「リファクタリング」ウィンドウに表示されたコードに目を通し、それらのコードがリファクタリングによって変更されてもよいかどうかを確認します。変更したくないコードがある場合は、そのコードのチェックボックスの選択を解除します。
- 「リファクタリングを実行」をクリックします。
- リファクタリングを実行したあとは、必ず、完全構築を行なってください。完全構築は、「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトのノードを右クリックし、「プロジェクトの生成物を削除して構築」を選択することによって、行うことができます。
- 関連項目
- リファクタリングについて
- リファクタリングの手順早見表
- リファクタリングでの変更の取消し
著作権と商標について