デバッグセッションを開始するたびに、IDE は編集領域の下にデバッグウィンドウを開きます。各デバッガウィンドウにはタブがあり、「出力」ウィンドウと領域を共有しています。デバッガウィンドウを開くには、「ウィンドウ」>「デバッグ」>「<ウィンドウ名>」を選択します (たとえば、「表示」>「デバッグ」>「ブレークポイント」)。
一連のデバッガウィンドウは、デバッグセッションを開始すると自動的に開きます。「ローカル変数」、「ウォッチポイント」、および「呼び出しスタック」の各ウィンドウは、デバッグセッションごとにデフォルトで開きます。その他のデバッガウィンドウを開くには、「表示」>「デバッグ」>「<ウィンドウ名>」を選択します。
各デバッガウィンドウでは、情報がリスト形式になっています。各リスト項目は 1 つのオブジェクトを表しています。各列はオブジェクトのプロパティーを表しています。下線付きの青いテキストで表示されているデータは、ソースコードにリンクされています。
それぞれのデバッガウィンドウには、オブジェクトに関する情報に関連したさまざまなアイコンが表示されます。たとえば、「ブレークポイント」ウィンドウでは行に設定されたブレークポイントを示すために、赤い小さな四角形が使用されます。ウィンドウによっては、左の列にノード展開アイコンがあります。このアイコンをクリックすると、オブジェクトを展開したり折りたたむことができます。
ウィンドウに一覧表示される要素の中には、「変数」ウィンドウの変数の値プロパティーなど、編集可能なプロパティーを持つものがあります。背景が白いプロパティーを選択した場合は、そのプロパティーを編集できます。背景がグレーのプロパティーは、選択しても編集できません。
デバッガウィンドウのリストでは、列の境界線をドラッグすることで、内容に合わせて列のサイズを変更できます。列ヘッダーをドラッグすると、列を移動できます。 (列見出しの右) をクリックするとダイアログが開き、表示可能なすべての列のリストが表示されます。このダイアログを使用すると、情報列を表示または非表示にできます。
各ウィンドウには、ウィンドウ内部を右クリックすると開くポップアップメニューもあります。このメニューのほとんどの項目は、選択したオブジェクトに適用されます。「オプションを表示」というメニュー項目では、どの列を使用してリストをソートするか、リスト内のオブジェクトを昇順と降順のどちらでソートするかなど、リストを操作するコマンドのサブメニューが開きます。列ヘッダーをクリックしても、昇順と降順のソート順序を切り替えられます。