注釈は 2 種類の目的で機能します。1 つは、サービス用に生成される WSDL ファイルに影響を与えます。もう 1 つは、コンテナに配備および実行情報を提供します。
たとえば、@WebService 注釈を使用すると WSDL ファイルのターゲット名前空間を指定できます。@SOAPBinding 注釈を使用すると、たとえば document/literal や rpc/literal などのサービスメッセージのスタイルを指定したり、構成を使用できます。
注釈が導入される以前は、Web サービスが標準の配備記述子とサービス固有の記述子で配備されていました。現在は、これを注釈で置き換えることができます。たとえば、配備されるアーカイブ内での WSDL ファイルの位置を、@WebService 注釈の wsdlLocation 属性で指定できるようになりました。同様に、メッセージハンドラを配備記述子に含めることなく、注釈を使用して設定できます。