JAX-WS Web サービスについて

関連項目

Java EE 5 Web サービスでは JAX-WS が使用されます。JAX-WS は「Java API for XML Web Services」を略したもので、Java API for XML-based RPC 1.1 (JAX-RPC) のバージョン 2.0 リリースです。JSR 109 は Java EE 5 仕様の Web サービス部分です。JSR 109 では、Web サービスおよびクライアント用の JAX-WS プログラミングモデルが構築されます。JAX-WS は、Java テクノロジを使用した Web サービスの開発作業が簡素化します。JAX-RPC 1.1 の問題点のいくつかが、たとえば Web サービス開発を簡単にする注釈の提供や、実行時の JAR ファイルのサイズの縮小によって解決されています。

端的に言うと、JAX-WS は次の機能を実現する規格です。

Sun Microsystems は、クライアントコード用の「可搬性があるアーティファクト」(Bean、スタブ、および XML) を生成する一連のツール (主に wsimport) を提供することで、規格を実装しています(wsimport は「Web Service import」の略で、公開された Web サービスの記述子を読み取り、クライアントアーティファクトを生成する)。

関連項目
Web サービスクライアントについて
IDE の Web サービスサポートについて

著作権と商標について