リスナーを使用すると、ServletContext および HttpSession オブジェクトとの対話を強力にコントロールでき、Web アプリケーションが使用するリソースを効率的に管理できます。
アプリケーションイベントリスナーは、1 つまたは複数のサーブレットイベントリスナーインタフェースを実装するクラスです。アプリケーションイベントを使用すると、サーブレットのコンテキストとセッションが初期化されて破壊された場合、およびコンテキストまたはセッションから属性が追加または削除された場合にリスナーオブジェクトに通知することができます。
サーブレットコンテキストリスナーを使用すると、Web アプリケーションの仮想マシンレベルにおけるリソースまたは状態を管理できます。IDE は、次の 2 種類のコンテキストイベントリスナーの作成を支援します。
HTTP セッションリスナーを使用すると、同一のクライアントまたはユーザーから Web アプリケーション用に作成された一連の要求と関連付けられた状態またはリソースを管理できます。IDE は、次の 2 種類のセッションイベントリスナーの作成を支援します。
要求が作成、破棄されたり、要求の属性が追加、削除されたりするのを観察するには、サーブレット要求リスナーを使用します。ただし、このリスナーがサポートされるのは J2EE 1.4 だけです。IDE は、次の 2 種類の要求イベントリスナーの作成を支援します。
listener 要素を使用することにより、配備記述子 (web.xml) においてリスナークラスが宣言されます。それらのクラスは、呼び出される順にクラス名でリストされます。
IDE は、リスナークラスの作成を支援するためのウィザードを提供します。
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フィルタはマッピングされた要求単位で実行されるため、個別に実行、デバッグすることはできません。 |
フィルタの詳細は、次の場所から入手可能な『Java Servlet Specification』を参照してください。