ejb-jar.xml ビジュアルエディタ:「Bean の環境」

関連項目

ejb-jar.xml ビジュアルエディタでは、EJB モジュール用の汎用を編集できます。エディタを開くには、「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトの「構成ファイル」ノードを展開し、ejb-jar.xml をダブルクリックします。「一般」ビューの「エンタープライズ Bean」セクションに、EJB モジュールの各エンタープライズ Bean のセクションが含まれています。

エンタープライズ Bean ごとに「Bean の環境」セクションがあり、次の情報を指定できます。

エンタープライズ Bean 参照

特定の Bean が参照するすべてのエンタープライズ Bean のリストが表示されます。ejb-jar.xml ビジュアルエディタから Bean 参照を追加すると、IDE がその Bean への参照を配備記述子に追加し、エンタープライズ Bean の Bean 実装クラスに、参照される Bean のルックアップコードを作成します。

また、エンタープライズ Bean 参照は、ソースエディタでエンタープライズ Bean の Bean クラスを右クリックし、「エンタープライズリソース」>「エンタープライズ Bean を呼び出し」を選択して追加することもできます。

環境エントリ

「環境エントリ」セクションでは、配備記述子のプロパティーを定義できます。定義したあとは、EJB モジュールのコードでアクセスできます。たとえば、外貨交換を計算するエンタープライズ Bean のエントリ名を PoundToDollar にして、このエントリの値を、ポンドからドルへの両替レートである 1.55 にできます。

環境エントリ値は、次のいずれかの Java 型です。StringCharacterIntegerBooleanDoubleByteShortLong、および Float。各エントリの値が型と一致していることを確認してください。また、各エントリの名前が、エンタープライズ Bean 内で一意であることを確認してください。

リソース参照

「リソース参照」セクションでは、サーバーリソースにアクセスするために Bean が必要とする参照を定義できます。これらのリソースには、次が含まれます。

JMS データソースと JDBC データソースは、「エンタープライズリソース」>「JMS メッセージを送信」コマンドおよび「エンタープライズリソース」>「データベースを使用」コマンドを使用すると、自動的に登録されます。

リソース参照ごとに、次の操作が必要です。

リソース環境参照

リソース環境参照は、別の種類の環境エントリです。論理名を使用して、リソースに関連付けられている管理対象オブジェクト (JMS 接続先など) を参照できます。各リソース環境参照の名前、リソースの型、および説明 (省略可能) を入力できます。

セキュリティーロール参照

「セキュリティーロール参照」セクションでは、コードで使用されている参照名を、アプリケーションサーバーで定義されているセキュリティーロールにリンクできます。「参照名」は、エンタープライズ Bean の isCallerInRole(String roleName) メソッドのパラメータとして使用されるセキュリティーロール名にする必要があります。

エンタープライズ Bean 用の ejb-jar.xml ビジュアルエディタには、次のセクションもあります。

関連項目
EJB モジュールの設定について
エンタープライズアプリケーションの検証
ejb-jar.xml ビジュアルエディタ:
         「モジュールの詳細」
         「エンティティー Bean」
         セッション Bean
         「メッセージ駆動型 Bean」
         セキュリティーロール
         「CMP 関係」

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