「エラーページ」セクションを使用して、Web アプリケーションのエラーページの配備情報の追加、削除、表示ができます。エラーページは、エラーを処理する Web コンポーネントです。
サーブレットや JSP ページなどの Web コンポーネントは、エラー条件を示すために例外をスローすることがあります。通常、Web コンポーネントは、そのコンポーネントで発生した例外と、そのコンポーネントを使用する別のコンポーネントからの例外をキャッチし、処理します。Web コンポーネントが、そのコンポーネントでキャッチしない例外を受信または生成した場合、例外は Web コンテナ (J2EE サーバーの一部) に渡されます。別の Web コンポーネントが例外のエラーページとして定義されている場合、要求はエラーページの URL に転送されます。
エラーを処理する Web コンポーネントを定義するために、コンポーネントを web.xml ファイルに登録できます。たとえば、エラーページとして JSP ファイルまたは Java クラスを web.xml ファイルに登録できます。このときに、サーバーが例外を処理するために必要な情報を指定する必要があります。たとえば、どのエラーコードまたはどの例外の種類が発生した場合にエラーページを呼び出すかを指定します。
エラーページを web.xml ファイルに登録する前に、エラーページを作成するか、既存のソースからインポートする必要があります。たとえば、「新規ファイル」ウィザードを使用して JSP ファイルを作成できます。
「プロジェクト」ウィンドウから web.xml ビジュアルエディタを開くには、「Web ページ」ノード、「WEB-INF」ノードの順に展開し、web.xml ファイルをダブルクリックします。エディタの最上部で「ページ」をクリックし、「ページ」ビューを開きます。「エラーページ」をクリックし、「エラーページ」セクションを開きます。
「追加」をクリックし、次のプロパティーを持つエラーページ要素を定義します。