サービスロケータの使用
関連項目
サービスロケータは、次の項目に対する参照を取得する単一の再利用可能な手段を提供するクラスです。
- エンタープライズ Bean のローカルまたはリモートホームインタフェース、またはその両方
- JMS 接続ファクトリとトピック送信先
- 電子メールセッション
- JDBC データソース
- 環境エントリの URL か名前、boolean 値
作成できるサービスロケータには、通常のロケータか、あとで使用できるように取得した参照をキャッシュするロケータがあります。一般に、Web アプリケーションではキャッシュありのサービスロケータ、ビジネス層では通常のサービスロケータを使用します。エンタープライズ Bean の場合は特に、キャッシュなしのサービスロケータが必要です。各エンタープライズ Bean は一意の JNDI 名前空間を持つため、複数のエンタープライズ Bean に同じ名前を持つリソース参照を宣言することができます。リソース参照の種類が異なっていてかまいません。
サービスロケータを作成する
- 「ファイル」>「新規」を選択します。
- 「エンタープライズ」カテゴリで「サービスロケータ」または「キャッシングサービスロケータ」を選択します。
サービスロケータを使用する
- 次のコマンドをどれか実行します。
- エンタープライズ Bean を呼び出し
- データベースを使用
- JMS メッセージを送信
- 電子メールを送信
- 「サービスロケータ方針」セクションで「既存のクラス」を選択し、サービスロケータのクラス名を指定します。「参照」ボタンをクリックして、クラスを検索できます。
注:
- サービスロケータのテンプレートは完全に機能します。キャッシュの動作をカスタマイズすることができますが、コードを変更する必要はありません。
- サービスロケータは、Web アプリケーションプロジェクトまたは EJB モジュールプロジェクトにのみ作成できます。
- 関連項目
- エンタープライズ Bean の呼び出し
- JMS メッセージの送信
- Java クラスからの接続プールへのアクセス
- Java ファイルからの電子メールの送信
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