Java 式の補完
関連項目
ソースエディタで入力する場合は、IDE のコード補完機能を使用すると、コードの断片を検索し、自動的に入力することができます。コード補完機能では、入力した式を完成するための候補を提供する補完ボックスが表示されます。また、Javadoc ボックスも開き、補完ボックス内で選択中の項目のコードドキュメントが表示されます。
コード補完は次の入力に使用できます。
- パッケージ、クラス、メソッド、フィールド、およびローカル変数の名前
- try/catch ブロック
- 文のインポート (パッケージ名を含めずに、コード補完を使用してクラス名を挿入する場合)
- コードテンプレートのコード
- フィールドの取得メソッドと設定メソッド
- スーパークラスまたは実装済みインタフェースからクラスが継承したメソッドのスケルトン
- 匿名内部クラス
Java 式を補完する
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ソースエディタで Ctrl- スペースまたは Ctrl-\ を押し、コード補完ボックスを開きます。
コード補完ボックスには、式を補完できるクラス、メソッド、変数などのスクロールリストが表示されます。IDE では、式に対して可能な補完が 1 つだけ認識された場合、式は自動的に補完されます。
コード補完ボックスは、次のいずれかの例のように行の先頭、または式の先頭の入力後に開くことができます。
- MyHashMap = new Hash (Hash で始まるクラス名を選択)
- MyHashMap = new HM (HashMap など、大文字の H と大文字の M が含まれた名前を選択)
- MyHashMap = new java.util (ava.util パッケージに含まれるクラスを選択)
- for (for 構文を使用するコードテンプレートから選択)
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次の中からもっとも便利な方法を使用して、コード補完ボックスから項目を選択します。
注
- ピリオドまたはコンマの入力後に何も入力しないでいると、コード補完ボックスが自動的に開きます。
- パラメータのあるメソッドで Enter を押すと、括弧が追加され、挿入ポイントがその中に置かれます。パラメータとして括弧内に入力すべき種類が、ツールチップに表示されます。
- パラメータの入力後は、セミコロン (;) キーを押すと文が完成します。セミコロンは、自動的に式の末尾に置かれます。
- ローカル変数はボールドで表示されます。非推奨のクラスとクラスメンバーの名前には、取り消し線が付きます。
- Alt-P を押すと、パラメータのヒントが表示されます。
- 関連項目
- テンプレートからのコード挿入
- コード修正のためのエディタヒントの使用
- 単語のマッチング機能の使用方法
- 取得メソッドと設定メソッドの生成
- Java インポート文の管理
- コード補完の Javadoc ボックス
- 補完ボックスの自動表示の設定
- 自動補完機能の無効化
- コード補完ショートカットの設定
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