Java EE 5 アプリケーションでは、エンティティークラスを使用して、持続性エンティティーオブジェクト (エンティティー) を作成します。エンティティークラスは、「プレーンオールド Java オブジェクト」 (POJO) です。エンティティークラスは Java Persistence ライブラリ、javax.persistence.Entity をインポートし、ソースコードで @Entity 注釈によって示されます。
エンティティークラスを作成する
「完了」をクリックしたときに、IDE によりエンティティークラスが生成され、ソースエディタでクラスが開かれます。エンティティークラスの注釈は、エンティティーの主キーと、主キーの生成方法を定義します。
エンティティーには次の特性があります。
Java EE 5 アプリケーションで、エンティティークラスを使用して作成されたエンティティーは、J2EE アプリケーションのエンティティー Bean と多くの特性を共有しています。エンティティー Bean とは異なり、エンティティークラスはエンタープライズアプリケーションの EJB モジュールに制限されません。エンティティークラスは、EJB モジュールまたは Web モジュールに存在する必要があります。エンティティークラスは、Java SE アプリケーションで使用することもできます。
エンティティークラスをコーディングする場合、注釈を使用して、データベースにエンティティーおよびエンティティー関係をマッピングします。データベースに持続性オブジェクトをマッピングするために、外部 XML 記述子ファイルを使用する必要はありません。データソースについては、持続性ユニットを参照してください。