Web アプリケーションのセキュリティー保護された領域を作成する場合は、プロジェクトの配備記述子を変更して、セキュリティーロールを構成する必要があります。Web アプリケーションのセキュリティーロールを構成するには、web.xml にセキュリティーロールを定義します。
Sun Java System Application Server にアプリケーションを配備する場合、sun-web.xml を編集して、Sun Java System Application Server に定義したユーザーおよびグループにセキュリティーロールをマッピングする必要があります。セキュリティーロールに主体またはグループを追加してセキュリティーロールをマッピングします。セキュリティーロールには複数の主体またはグループを指定できます。IDE を使用すると、sun-web.xml を編集してセキュリティーロールをマッピングするのに役立ちます。
セキュリティーロールをマッピングする
IDE の「プロジェクト」ウィンドウで、構成ファイルディレクトリ にある sun-web.xml をダブルクリックします。
Sun Web アプリケーションビジュアルエディタの左区画の「Sun Web アプリケーション」ノードを展開し、セキュリティーロールサブノードを選択します。
このダイアログで、主体名またはグループ名を入力し、選択したキュリティーロールを追加します。主体名またはグループ名は、Sun Java System Application Server で指定された名前と一致する必要があります。
sun-web.xml で指定された主体およびグループは、Sun Java System Application Server に構成されているため、その範囲で有効である必要があります。Sun Java System Application Server のユーザーおよびグループの設定についての詳細は、「Sun Java System Application Server のユーザー管理」を参照してください。
セキュリティーの構成についての詳細は、『Sun Java System Application Server Developer's Guide』のアプリケーションのセキュリティー保護に関する次の章を参照してください。