Web アプリケーションの設定について
関連項目
いくつかの異なるレベルで Web アプリケーションを設定します。
プロジェクトコンテンツとクラスパス
Web アプリケーションのソースルートやクラスパスなど、基本的なプロジェクト設定は、アプリケーションの「プロジェクトプロパティー」ダイアログで設定します。このダイアログを開くには、Web アプリケーションのプロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
標準プロジェクトの場合、「プロジェクトプロパティー」ダイアログの「ソース」カテゴリでソースルートを追加できます。「プロジェクト」ウィンドウの「ライブラリ」または「テストライブラリ」ノードを右クリックすると、コンパイルおよびテストクラスパスを簡単に追加できます。さらに詳しくクラスパスを設定する場合、または配備に含める項目を指定する場合は、「プロジェクトプロパティー」ダイアログの「ライブラリ」カテゴリを使用します。
自由形式プロジェクトの場合、「ライブラリ」また「テストライブラリ」ノードはありません。クラスパスおよびソースルートは、プロジェクトの Ant スクリプトで管理されます。「プロジェクトプロパティー」ダイアログの「Java ソース」カテゴリおよび「Java クラスパス」カテゴリでは、Ant スクリプトに存在する設定に合わせてプロジェクトを設定します。これによって、IDE がデバッグ、コード補完などに提供するクラスを指定します。
配備の設定
配備の設定を構成するために、いくつかの重要な手順があります。
- ターゲットサーバーの設定。登録済みの任意のサーバーのインスタンスを複数使用できます。次のいずれかを実行すると、Web アプリケーションにターゲットサーバーのインスタンスを設定できます。
- プロジェクトを作成するときに、「新規プロジェクト」ウィザードでサーバーを指定する。
- Web アプリケーションの「プロジェクトプロパティー」ダイアログを開き、「実行」カテゴリでターゲットサーバーを設定する。
- Web アプリケーションをエンタープライズアプリケーションに追加します。Web アプリケーションは、エンタープライズアプリケーションと同じサーバーインスタンスに配備されます。
- J2EE アプリケーションへの Web アプリケーションの追加。次のいずれかを実行すると、Web アプリケーションをエンタープライズアプリケーションプロジェクトに追加できます。
- プロジェクトを作成するときに、「新規プロジェクト」ウィザードでエンタープライズアプリケーションを指定する。
- エンタープライズアプリケーションプロジェクトの「J2EE モジュール」ノードを右クリックし、「J2EE モジュールを追加」を選択する。
- 配備記述子の設定。IDE は、Web アプリケーションが作成されると、自動的に配備記述子を更新します。たとえば、エンタープライズ Bean に呼び出しを挿入すると、IDE が自動的に、配備記述子に必要な情報を入力します。配備記述子は、Web アプリケーションの「構成ファイル」ノードを展開して web.xml、sun-web.xml、または context.xml をダブルクリックすることによって、手動で設定できます。
- 関連項目
- Web アプリケーションについて
- 配備記述子について
- Web アプリケーション配備記述子の設定
著作権と商標について